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第35作目「浅草キッド」

【たかはC】

鑑賞作品
浅草キッド(2021)
監督:劇団ひとり

<あらすじ>
昭和40年代の浅草。大学を中退後、たけしは「ストリップとお笑いの殿堂」と言われる浅草フランス座に転がり込み、「幻の浅草芸人」と呼ばれていた深見千三郎に弟子入りする。東八郎や萩本欽一など、お茶の間を席巻していた大人気芸人を育てた深見の下で、たけしは大成することを目指し笑いの修行に勤しんでいた。しかしテレビが普及するにつれ、演芸場の客入りは減る一方だった。

<感想>
「この作品を撮るなら俺しかいない」とご本人がインタビューで冗談のように言っていたが、本当にこの作品の脚本・監督は劇団ひとりさんしかいないと思えた作品。

全てが良かった。

まず、ファーストカットで釘付けにされた。

そこが、芸人さんのネタで言うところのつかみが完璧。

そこでつかまれているから、あとはもうつかまれたまま2時間が過ぎていった。

芸人さんのロマンチックな部分を見事に描いた作品。

不思議な感情で泣けてくる。

キャストも素晴らしかった。

柳楽優弥さんはすごい俳優さんだと改めて思うし、他の役者さんも全員良かった。

見終わったあとにすぐ2回目の鑑賞をしてしまった。

今週、M-1もあったりするが、その前に観たりするといいかもしれないです。


という事で・・・

浅草キッド(2021)
オススメ度
★★★★★★★★★★