見出し画像

第26作目「モンスター:その瞳の奥に」

【たかはC】

鑑賞作品
モンスター:その瞳の奥に(2021)
監督:アンソニー・マンドラー

<あらすじ>

才能あふれる優秀な高校生が、強盗殺人罪で起訴される。無実を訴える彼を待ち受けていたのは、裁判前から有罪だと決めつけている刑事司法制度との闘いだった。

<感想>

無実を訴える主人公。

刑務所、裁判、事件前、事件当日、事件後と時系列をバラバラにした構成になっている。

好みだというのもあるがこの構成が良かった。

そして、17歳の主人公の夢は映画を撮ること。

映画の勉強で学んだ事が裁判で鍵になってくる。

伝えたい事があるから映画を撮る。

物事の見方は人によって異なる。

価値観を大切に真実を――

陪審員に有罪に映るのか、それとも無罪に映るのか・・・

映画作りと裁判というリンクが面白かった。

真実は1つではない――

この作品は監督の映画デビュー作らしい。

普段はMVを撮っている監督らしく、映像も良かった。


という事で…

モンスター:その瞳の奥に(2021)
オススメ度
★★★★★★★★★☆


次回予告
七番房の奇跡(2013)
監督:イ・ファンギョン