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第3作目「ワン・デイ23年のラブストーリー」

【たかはC】

あけましておめでとうございます。

モーレツカンパニー共々、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、2021年の初映画はこの作品です。

鑑賞作品
「ワン・デイ23年のラブストーリー」(2011)
監督:ロネ・シェルフィグ

なかなか観ないラブストーリーを鑑賞。

正月早々に切なすぎた。

そして、「プラダを着た悪魔」でお馴染みのアン・ハサウェイが可愛すぎた。

さて、この映画の舞台は、2006年の7月15日から始まる。

冒頭でアン・ハサウェイ演じる主人公が自転車に乗っているシーンになる。

すると時代が遡り、物語は1988年の7月15日まで時は戻り、若い男女の出会いのシーンになる。

若さ故に奥手になる女のコ、若さ故に女性にだらしのない男のコ。

そんな2人の出会いのシーン。

お互いに惹かれあってはいるのに2人は友人という関係を選ぶ。

ここで友人という関係を選んだことにより、2人の人生は大きく変わっていく。

良かったのか、悪かったのか、それはわからない。

その後、月日は少しずつ流れて行く。

そんな2人の微妙な距離感を「7月15日」だけで描いていく。

この「7月15日」だけで描いていくという構成が企画性があって面白かった。

後半に行くまでは、普通にラブストーリーとして観ていた。

男女の微妙な距離感だったり、すれ違いだったりで、おじさんも普通に胸をキュンとさせながら観ていた。

ところが・・・

2人が歳を重ねていくうちに2006年になる。

そこで、冒頭であった主人公が自転車に乗っているシーンに戻るのだ。

ここから物語が一気に加速する。

ネタバレになるので内容は控えようと思う。

この2人の男女の出会いは大学の卒業式から始まっている。

多分2人の年齢は22歳くらい。

そして、タイトルにもあるように、映画のラストになる頃には、出会いから23年が経っている。

今の自分と同じ45歳くらい。

たまたまそんなタイミングで観れたのが、もしかしたら良かったかもしれない。

とにかく切ないラブストーリーだった。

気になった方は観ていただきたい。

とは言え、オススメ度はそんなに高くないです。

なぜなら、この男女の関係性を受け入れられない人にはイマイチになってしまうような・・・

でも、自分のようにハマる人にはハマると思います。

思わず続けて2回観てしまったのだが、観ればみるほど良き映画。

という事で・・・

第3作目「ワン・デイ23年のラブストーリー」
オススメ度
★★★★★★★☆☆☆

次回予告
「今際の国のアリス」(2020)
監督:佐藤信介

※これ映画じゃないね
※一週間で全話観れるのか??
※観られなかったら半分に分けます