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第37作目「生きちゃった」

鑑賞作品
生きちゃった(2020)
監督: 石井裕也

<あらすじ>
幼なじみで親友同士の厚久と武田。学生時代は、後に厚久の妻となる奈津美と3人でいつも一緒に過ごしていた。30歳となった今の厚久には、奈津美との間に5歳になる娘もいて、平凡ながらもそれなりに充実した日々を送っている。ところがある日、会社を早退した厚久が家に帰ると、奈津美が見知らぬ男と抱き合っている現場に遭遇してしまう。その日を境に厚久と奈津美、武田の関係が再び動き出す。

<感想>
この作品、監督がなんの制約も無く映画を撮りたいと原点回帰した作品らしい。

3日で脚本を完成させて、2週間で撮影したらしい。

その勢いが作品に出ている。

芝居もずっと勢いがあって見入ってしまう。

予告の最後に「91分」の衝撃と出るが、この「91分」という尺も無駄がないと言うか、無駄を削ぎ落とした感じ。

本音を言えない男、愛を求める女。

あまり、説明説明してないから、観た人それぞれ感想は違うような気がする。

いろいろな意味で力のある作品でした。


という事で・・・

生きちゃった(2020)
オススメ度
★★★★★★★★★☆



さて、1年間で50本の映画を観るというのを目標にこの映画レビューを始めましたが、結果37本しか観ることはできませんでした。

意識しても週に1本ペースで映画を観ることが出来ないという自分を知れました。

YouTubeだったり、テレビドラマだったり、映像は何かしら観ているのですが、その中で映画を選択して観るということがこんなに少ないのかと驚きです。

今後も映画は積極的に観ていこうとは思いますが、このnoteでのレビューは一旦終了します。

年明けからは、何か違う事を書きます。

という事で、2021年も残りわずかです。

このモーレツnote、2021年の私の担当は今回がラスト。

ありがとうございました。

最後に、せっかくなので鑑賞した37作品の中のベスト3だけ発表したいと思います。

順位はありません。

「ラブ・アクチュアリー」(2003)
※この作品をきっかけにリチャード・カーティス作品を追いかけました。Mr.ビーンの脚本も書かれているかたで、笑いの作り方が好みでした。

「7番房の奇跡」(2013)
※こんなに泣くとは・・・というくらい泣きました。これを観た日が今年一番泣いたと思います。今年っていうかここ数年で一番です。

「浅草キッド」(2021)
※連続で2回鑑賞しました。年内にもう一回観たいくらいです。

以上の3作品がベスト3です。

この3作品とは別になりますが、仲野太賀さんの作品を多くみたと思います。仲野太賀さんと柳楽優弥さんは観たくなります。

以上、今年一年で観た映画のお話でした。


それでは、皆さん良いお年をお迎え下さい。