忘れていい備忘録17

【たかはＣ】

『忘れていい備忘録』とは、人に伝える程ではない、どうでもいい私の考え事。忘れていい内容だが、敢えてここに残しているメモ。

きっと気持ちいい

幼い頃、母が家で洋裁をやっていた。布にハサミで切れ込みを入れてからチョキチョキではなく、スーッとハサミを押すようにして布を切る。それが気持ち良さそうに見えた。自分でもそれを体感したいと思った私は、なぜか家にある傘を開いて布の部分を同じ様にハサミでスーッと切った。めちゃくちゃ気持ち良かった記憶がある。それと同時にめちゃくちゃ怒られた記憶も残っている。その感覚は40年以上も経った今でも記憶に残っている。切った後の罪悪感も一緒に。なぜそんな事を思い出したかというと、鯉のぼりを見たからだ。あの布の質感はきっとハサミでスーッとやったら気持ちいい。そして同じ様にきっと誰かにめちゃくちゃ怒られる。そして罪悪感もあるだろう。絶対にやる事はないと思うが、鯉のぼりの開きをやったら同じ感覚を味わえる気がする

今週はこの辺で。