見出し画像

我が子がウンチを食べた日のこと

今朝、私の娘(1歳0ヶ月)がウンチを食べた。
言葉にするとただそれだけのことなのだが、個人的には衝撃的な事件だったので、ここに記しておこうと思う。

事件が起きたのは朝、保育園で家を出る直前のことだった。
いつもどおり、朝の自宅を終えて時間にまだ余裕があったので、リビングで子どもを遊ばせていた。
暑いし着替えるのは直前でいいやと思い、朝オムツを替えたあと、下はオムツ一丁の格好だった。

ちょうど燃えるゴミの日でもあったので、キッチンのゴミを袋に移そうと、1分ほどキッチンにて作業をしていた。
オムツごみが臭うな…と思ってリビングに戻ったとき、そこでも不思議な異臭を感じた。

最初は、それが何の臭いなのか分からなかった。

ふと子どもの方を見ると、服や足に見慣れない茶色のペースト状のものがついていた。

一瞬、時が止まっていた。
そのものが何を意味するのか、ほんとうに理解できていなかったのかもしれないし、理解したがそれを頭が受け入れなかったのかもしれない。

そして、現実に戻る。
茶色のもの、それは子どものウンチだ。

まず大声をあげて、メイクをしていた妻を呼ぶ。
恥ずかしながら、このとき私は「ヤバい」をただ連呼していたように思う。

そして、妻にも状況を見せ、妻には子どもをお風呂場で洗ってもらうことにし、私はリビングのあちこちについたウンチの処理をした。
子どもはさらにウンチを手にとって食べてしまっていたらしく、口の中にも茶色のブツが入っていた。
慌てて運んだからか、号泣していた。はじめ見つけたときは泣いていなかったと思うので、ウンチが不味くて泣いているわけではないのだろう。
口に入ったウンチはトイレットペーパーでできる限り書き出す。
さっとネットで調べると、ウンチを食べる例はいくつもあるようで、飲んでしまったものを吐かせるまではしなくていいと判断して、口をすすいでもらった。 

リビングには、あちこちにウンチがついていた。
床のマットはもちろん、近くのおもちゃや畳んだままにしていた服など。
とにかくウンチの有無を入念にチェックして選別する。
その後、床のマットのギザギザの間に付いたウンチを次亜塩素酸と歯ブラシでこすりながら、ウェットティッシュで拭き取る。

拭き終わったあとの床マット

途中、子どもを洗い終えた妻が子どもに服を着せ、保育園に向かっていった。
その後も暑い中、床マットの清掃は続いた………。

その後、子どもの体調に異変はなかった。
ただ、私の脳裏からは、子どもがウンチを手に持っていたあの光景が離れなかった。
これは一生の思い出になるだろう。


【教訓】

  • いかなるときも、スボンを履かせ、オムツ一丁にはすべからず

  • 床の上からはできるだけものを無くし、スッキリした部屋にすべし

  • 子どもから目を話すべからず

  • ウンチを食べても笑い事にすべし

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?