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今日はなんとなくトホホな話

今どき「トホホ」なんて言葉使う人いるんだろうか、と思いながら書いてみる。

ずいぶん前に、「塩梅あんばい」と言う言葉を使ったら、「あんばい」なんて言葉、意味わかんない聞いたことないという若者がいて、自分の歳をひしと感じたことがある。
メクラ」「ツンボ」などの差別用語が死語になるのは、メディアでも使ってない用語なので仕方ないとして、先の若者は「あんちょこ」も知らないと言うことを知り愕然とした。代わりの言葉は「虎の巻」だよ、などと言おうものなら、どんだけ長い間生きてるんだと思われるかもしれない。

しかしこうなると面白いもんで、あの言葉知ってる?この言葉は?と、しばらくその若者とその場にいた人たちを巻き添えにして死語談義に花咲かせたのは言うまでもない。時代は確実に変化している。


まあそんなことはいいとして、先日2月5日関東は大雪でした。わたしの住む神奈川も昼過ぎから雪がどんどん降り出し、みぞれになったり綿雪になったり雨になったりと、その降り方も七変化しつつ一向に止む気配もなく、帰宅する頃には吹雪を伴う降雪となり大変なことに。

どうやって帰ろうかと考えた。バスに乗ってもノロノロ運転で時間もかかるだろう。そもそも動いているかどうかもわからない。と言うことで、結局乗ってきた自転車を引っ張って歩いて帰ることにした。歩道は雪が積もって歩きにくかったので車道の轍の上を堂々とチャリ引っ張って歩いてたら、通り過ぎる車からは容赦なく氷水のハネぶっかけられるわ、路面びちゃびちゃで足凍みてくるわ、おまけにカッパ着てても傘なしで歩けば水は当然染み込んでくる。わたしは頭に甲羅こそないけど本当のカッパになった。靴もずぶ濡れ、足腰も冷えてきて、通常20分程度の距離を1時間かけて、やっとこさ辿り着いた我が家はまさに天国であった。

雨風しのげる屋根がある。神様ありがとう。天に向かって手を合わせ、タイマーで温まった部屋は嬉しすぎて心の中で号泣した。ほっと一息ついたところでご飯、といきたかったがあまりに疲れすぎてて食指なし。結局ワインに肉まんと言う安直な食事になった。


翌日になって壊れたもの3つ。
膝、腰、そして電動自転車のバッテリー。
膝と腰は、冷え過ぎが原因。朝起きたら痛いのなんのって。一度座ったら最後、すっくと立ち上がれない。最近調子良かったのになあ。また仕切り直しだわ。
バッテリーは、迂闊だった。濡れたまま放置していたため劣化してしまい、青い粉(緑青)が充電器についていた。そもそも一日と電池が持たなくて寿命がきていたバッテリーだったのが、ここでついに尽きてしまった感じ。早速新しいのを注文。新しいバッテリー来るまでバス通勤となる。


ところでこの降雪の日、夜遅くに雷が鳴ったのをご存知だろうか。びっくりしたわ。雪に雷よ。長い間生きてきたけど雪の日に雷が鳴るの初めてだわ、珍しいこともあるもんだ、やっぱり今年は辰年だわ!と思ってたら、翌日の朝、ラジオのニュースでも言っていた。雪の日に雷が鳴るのは世界的にも珍しい現象なんだって。

そして今夜届くはずの荷物が来ない。



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