チラ詩の裏39

転がるボールを追いかけて
坂道駆けて
目の端に映る
緑の波に奪われた
ボールはもう
どこにも見えず
風はざわざわ笑ってる

仕事に追われて生きている
追いかけられて
追い立てられて
ふと目の端に映る揺れる木の葉に
なんだか懐かしさを覚えて
言葉にできず
1人くつりと笑うだけ

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