チラ詩の裏43

深夜にメッセージを待つ
来ると決まったわけではなく
むしろこない可能性が高い
それでもただただ待ち続ける
きっと君から連絡が来ると
信じて携帯握りしめる

僕から送ったメッセージ
他愛のないメッセージ
なるたけ親愛の情を減らして
届けたメッセージは
既読もつかずに
空虚へと消える

あなたは今何をしていますか
あなたはどこにいるのでしょうか
問いたい気持ちを押し殺して
なんでもないメッセージを送る
きっと届かぬこの気持ちを
込めずにメッセージを送る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?