『マイブロークン・マリコ』における喪失とジェンダー
先学期の課題で書いた『マイブロークン・マリコ』についての感想というか分析というか何かを、少し褒められたので調子に乗ってnoteに移植することにした。
課題の内容は、「喪失と表現」をテーマに作品を選んで鑑賞し分析するというもの。修正は気が向いたらするので、とりあえず提出したままの文章で置いておく。
「マイ・ブロークン・マリコ」のあらすじ
はじめに
私は喪失と表現を扱った作品として「マイ・ブロークン・マリコ」を選んだ。この作品は、平庫ワカさんによる原作漫画とタナダユキさんが