某パン工場でのバイトの感想

 こんにちは。りょうです。

 今回は某パン工場でのバイトの感想について書こうと思います。このバイトは就職を終えた後に始めたバイトです。昨日、4月の就職を前に切りのいいタイミングで退職しましたので、このバイトを通じて学んだこと・感じたことについて書いていこうと思います。





・とにかくハード

 まずは何といってもこれ。一日中おんなじ作業を続けることになるので、とんでもなく疲れます。時間の流れが遅すぎます。笑


・部署の当たり外れよりも上司・先輩社員の当たり外れのほうが、働きやすさへの影響度がでかい

 ここのバイトは、その日その日で担当する部署(ライン)が変わります。またラインによって大変さが違うという話を始めた当初パートのおばちゃんから聞きました。しかし働いていくうちに、部署(ライン)よりも上司(社員)のほうが働きやすさへの影響度が大きいんじゃないか?と思うようになりました。

 付き合いやすい上司(社員)と一緒になった場合、まず業務の説明がとても丁寧で圧がありません。また休憩をこまめに入れてくださり、疲れ度合いによっては少しの間楽なラインに移動させていただけます。残業が発生しそうになった場合、残業できるか必ず一言確認を入れていただけます。
 しかし一方で外れの上司を引いてしまった場合、まず休憩を入れさせてくれません。(アルバイトは法律として6時間以上連続で働かせてはいけないというルールがあるはずなのに。。。)また気分転換のためにラインの移動をするということもなく、一日中同じラインを担当することになります。さらに残業も、できるかどうかの確認なく有無を言わさずやることになります。


 もちろんラインの当たり外れもあります。慢性的に不良品が大量発生して残業が起きてしまうラインはありますし(残業が発生する理由は、不良品が多すぎて完成品がその日の目標の数に達していないからだそうです)、肉体的にどうしてもしんどい部署はあります。しかし上司の気遣いがあるかないかで、気持ち的に楽さがだいぶ変わります。

 これを機に、自分が就職したら周りへの気配りができる人にならなければ!と強く感じました。



・最初に丁寧にあいさつをするだけで、その日の働きやすさが断然変わる

 これは当たり前すぎる話かもしれませんが、挨拶の重要性をある意味一番感じられたのはここのバイトでした。

 最初に「今日は一日どこどこを担当します。よろしくお願いします。」とそのラインのリーダーや社員さんに挨拶をするだけで、その日全体的に、体力面や仕事のわからないことなどに対してリーダーや社員さんから結構気配りをしていただけます。ここのバイトは体力的にかなりきついからこそ、社員さんのフォローを入れてもらいやすい雰囲気を最初に作ってしまうことが本当に大事なんだなと感じました。
 また最初に挨拶をするだけでなんとなくコミュニケーションスイッチが入り、一日全体的に質問をしやすい・会話しやすい状態を作ることができます。
 就職する前にこの大切さを身に染みて感じることができたのは、よかったのではないかと思っています。



・つらいことは多いが、それでも苦手な接客をやるよりは断然楽

 今まで散々ここのバイトはきついという話をしましたが、それでも最後までやり通すことができた理由はこれです。これはあくまで個人的な好みの話ですが・・・。

 もともと僕はスーパーや飲食店などで接客のバイトをやっていました。苦手なコミュニケーション・会話を慣らすためにやってはみたのですが、苦手なものは苦手でストレスの日々でした。しかし工場は接客ではないので、その点楽ではありました。これは完全にその人その人の好みの問題ですが、様々なタイプのお客様と臨機応変に対応しなければならない接客より、同じ作業ばっかりではあるもののアドリブをきかせなくてもいい工場のほうがなんだかんだ続けやすいと感じました。



全体的に思ったこと

 もともと自分は飲食店のバイトでの人間関係やコミュニケーションに疲れて、あまり人間関係で苦労しなさそうな工場でのバイトを選びました。しかし振り返ってみると、結局良好な人間関係・会話しやすい雰囲気を作ることが巡り巡って自分を助けるんだなと感じました。これは体力的にかなりハードなバイトだからこそ強く感じました。自分は来年度新卒として就職しますが、これは就職の前に肌感として学ぶことができて本当によかったなと思っています。

 今回はここまでです。読んでいただきありがとうございました。

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