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保険とギャンブル

「投機」という言葉はギャンブル全般を表していると思っていますが、私たちが日常的に組み込む民間医療保険も一種のギャンブルではないのかなぁと考え付きました。

どうも、ゴリです。



ギャンブルを例を取り上げますと、プロを名乗る方々がお店を相手取り生計を立てていると言うことがあります。
競馬ではデータや確率を駆使して稼ぎ、パチンコやスロットではシステム上の利点を活用して回転数ボーダーを判断するわけです。このギャンブルと言うものは基本的には運営側が利益を得る仕組みなはず。なぜなら、利益を追求する企業が自ら損をするようなシステムを作るはずがないだろうなと。「100人から1ずつ取って、その中の20人にでも3返す」そんなシステムを経由して、結局は運営側が利益を得るわけです。

プロがいる一方で、多くのギャンブル好きな人々は運や雰囲気で勝負をし、常習的に負けることになります。これはある意味で仕方ないこと、商売の一環とも言えます。

ただ、この流れは保険にも同じことが言えるのではないでしょうか?ギャンブルは「あわよくばお金でお金を増やしたい」という欲望からくるものですが、民間医療保険もまた実質的には同じだと僕は思います。

たとえばですが、一日5,000円の入院費用と手術1回につき5万円をカバーするような民間医療保険。もし「運悪く」何かで入院することになった場合、一転してそれはお金を稼ぐチャンスとなります!

次にざっくりと若年層の平均入院日数を調べると約12日でした。手術1回分を含めると、その期間中に約11万円を「儲ける」ことができます。ただこの「儲ける」という表現は適切ではなく「受け取る」と表現する方がより適切な気がします(´・ω・`)

この種の保険であれば、年間2万円程度の保険料が必要になってくると思います。しかし、5年間入院せずに過ごせば、その保険料として支払ったお金は手元に残っていたはずです(控除の考慮は一旦除きます)。これを読んで下さってる方、過去10年間でも思い返してみて欲しいのですが実際に入院した回数を考えると、果たしてその保険料は妥当だったんですかね?「損したくない、困りたくない」と言う想いがあるなら、まず健康的な生活を心がけた方が良いと思ってしまうのです。

事故による入院や体質的なものなど避けられない事情もありますよね。それは重々承知です。ただ、事故に関しては自分の環境を最大限整えるなどする方が良いんじゃないかなと思うのです。

この視点が気になって考えるきっかけとなったのは、「こども共済」について妻と話し合ったときのことですかね… 。その時僕たちは「年間12,000円の保険料を支払い続けるべきかな?」という話題からスタートしていました。
🦍「例えば子供が入院した際に『入院1日につき6,000円』受け取れるわけでさ、入院して貰ってれば6,000円貰えるわけじゃない?元気になりかけてても無理矢理入院させ続けて保険金を貰いたいが為に、外に出たい子供を束縛する親になったりも出来るわけでさ。それはどうなん?」と。
子供の医療費はタダに近く基本的に入院費用などかからないはずです。(不勉強ならすみません)

そして、保険会社も自分たちが損をしないような運営をしているわけですから、その仕組みは基本的にギャンブルの胴元に近いものであると感じるように…。そこで約2年前に「こども共済」を止め、その保険料を子供のための他の支出に充てる方が良いと結論づけました。

👧「私びっくりドンキー食べたいなー?あ、ココスも良いなー」

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