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アクリル絵具とたくましい心の話
この半年の間、
本当にいろいろとあった。
人生でこれ以上に
泣くことなどそうないだろうと
思ったことがかつてあったが、
それよりもずっと泣いた。
娘が無事に生まれてきてくれたことが
ただただ救いである。
放課後の教室で
平面構成の課題をしていたら、
アクリル絵具がピッとはねて
白い画面を汚してしまったことがある。
見かねた友人が水を含ませた筆で
サッと洗うようにそれを擦ると、
絵具のシミはたちま
育児に没頭する安心感の話
いつ毎日更新が断たれるかなと
思っていたが、
9月2日の夜にそれはやってきた。
二人目の妊娠がわかるやいなや、
間髪入れずにやってきたつわりによって、
すさまじい吐き気と睡魔とに襲われた私は、
noteの更新が出来ないまま
眠ってしまったのである。
それなりにショックではあったが、
今となってはもうどうでも良い。
子供を産み、育てていると、
不思議とあの焦燥感がない。
あの焦燥感とは、
大学時代
息子の初めての発熱の話
noteを更新出来ない日が
いつか来るだろうと思っていたが、
救急車で運ばれた日ですら
更新している自分がいた
(最近は専ら仮で誤魔化しているが)。
しかしながら
ついに息子の体調不良で
更新が危ぶまれている。
初めての息子の発熱に
母は満身創痍である。
子の看病は大変だと良く聞くが、
なるほどこのような大変さなのだなと
身をもって知る母親2年目の私であった。
言葉にしないようにする話
暑いと言うのが苦手である。
ただでさえ暑いのに、
言葉にすると余計に暑く感じる。
そのためどんなに暑くても暑いと言わない。
ただし外では言わないだけで、
屋内では盛んに暑いと言う。
クーラーという解決法があるからである。
同様に息子が金切り声を上げても、
太い声で泣いても、
うるさいと言わない。
これも言葉にしてしまえば
揺るぎない事実になってしまうからである。
どうしてもの時には、
余裕ぶって