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サタデーモーニングコンサート ドビュッシーの曲線美

土曜日は愛知県芸術劇場へ行きました。
サタデーモーニングコンサートで10時半から11時半でトークあっての1000円とお値打ちです。

宗次ホールでランチタイムコンサートがありますが、11時半から12時半なので、1時間早い時間帯になります。

愛知県芸術劇場の中リハーサル室で昔に合唱団やっていたときに練習でお世話になったことがあり、なつかしいです。

今日はピアニストの鬼頭久美子さんです。

今日のテーマはドビュッシーです。
ドビュッシーといえばフランス音楽です。
フランス音楽というとサン=サーンス、フォーレ、ラヴェル、ドビュッシーの4人を真っ先に思い出しますが、実はドビュッシーは4人の中で1番苦手です。

ドビュッシーの音楽は感情的に抑制されていてつかみどころが無いところがあり、ベートーヴェンやブラームスなどのドイツロマン派とは対極にあるのかなと思っています。

鬼頭さんのトークがわかりやすくて楽しかったです。
最初はドビュッシーの恋愛の話から始まります。
こんなに恋多き人だったんだというのは初めて知りました。
亜麻色の髪の乙女には純粋で一途の愛を感じますね。

ドビュッシーはショパンの音楽を尊敬していたという話があり、似ている似ていないの話がありました。似ていると似ていないが半々でした。
ちなみに自分は似ていない方に手を挙げました。
これは内面の違いが大き過ぎて似ている部分を見逃しがちという話があります。

その後に坂本龍一さんの戦場のクリスマスの演奏があり、最初の方はまさしくドビュッシーの音楽だなと思いました。
これには会場の人がほとんど似ているでした。

その後に月の光、プレリュードの演奏があり、ドビュッシーの音の美しさはすばらしいですね。

アンコールが大サプライズです。
あの有名なチェリストのルドヴィート・カンタさんが来ていました。
自分はカンタトリオの演奏会などでカンタさんの演奏は聴いたことありますが、カンタさんの演奏を至近距離で聴けたのは思い出になりました。
ドビュッシーの曲をチェロとピアノのデュオで聴けました。

またスケジュール合えばサタデーモーニングコンサートへ行きたいと思います。







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