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ジュアン・ミロ展

名古屋市地下鉄でミロ展の宣伝を目にし、大村知事のツィートでもミロ展が宣伝されていましたので、今日は愛知県美術館へ行きました。

愛知県美術館といえば、こけら落としのときにクレー展やクプカ展を観に行って個人を焦点に当てた展示はその人の生き様や考え方、そして人生を感じます。若いときから晩年、芸風が変わっていくのを見るのも楽しみです。
これは美術だけでなくて音楽でも同じ話です。

ジュアン・ミロはスペインの画家で、スペインといえばピカソやダリですが、その2人と並ぶぐらいの巨匠です。さらにミロは日本の文化に興味があり、晩年に日本に2度来日しており、大阪万博の壁画も描いています。名古屋にも来ており、瀬戸の焼き物に興味を持っていたようです。

かなりボリュームのある展示で全部回るのに2時間ぐらいかかりました。ひとつひとつの絵がきれいな絵ではなくて、よく考えて描かれた絵のためにじっくり鑑賞が必要な絵ばかりです。
ひとつの山、ひとつの森を描くのと同じぐらいひとつの葉を描くことが大切と言っており、細かい描写がされています。

昔にクプカ展を見たときに日常の中に目で見えない部分まで描くという話がありましたが、目でも見えない部分まで描くというのはミロの絵画にも感じました。

いくつか絵葉書を買いました。
ユーモアがあり、細かい描写の絵画ですよね。

ゴシック殿堂でオルガン演奏を聞いている踊り子
シウラナ村
花と蝶

久しぶりの美術館(1年ぶり)でした。
愛知県美術館と名古屋市美術館はどのような催し物をやっているかはチェックしていますが、また行ければ行こうと思います。

美術はスポーツや音楽にも通じる物があり、物事を深く楽しむにも美術の勉強や感性は役に立つと思っています。

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