伊藤潤二展「誘惑」の見どころや感想をレポートしちゃいます
伊藤潤二展 誘惑
JUNJI ITO EXHIBITION ENCHANTMENT
世田谷文学館 2024.4.27〜9.1
市立伊丹ミュージアム 2024.10.11〜12.22
先日、伊藤潤二展を見るために世田谷文学館に行ってきました。
双一に呪われたかもしれない話
世田谷文学館の最寄駅が京王線の芦花公園ということで田舎者の私は事前に「Yahoo!乗換案内」で調べて準備万端の状態で行きました。
新宿駅から8個目が「芦花公園」コレだけ覚えとけば大丈夫ねって
事前に10時入場のチケットもネットで購入済。
当日は平日だったのですが都会の朝を甘く見ていて困ったのは通勤の人々の洪水に流されて新宿駅で乗り換えたいのですが目的地に(京王線)たどりつけない事態が発生。
危うく間違って新京王線(地下鉄にあるようです)ってのに乗っちゃうとこでした。
やっとこ京王線についた頃には1時間位ロスしてて…しかもこの日は運悪く京王線に遅延が発生しててリアルタイムでYahoo!乗換案内が使えない状況でした。
でも事前に調べていたので(8個目が芦花公園)大丈夫って思いながら電車に乗車したんだけど気づいたら8個目が高幡不動になってるではないか!
えっ!?さすがにおかしいかもと思い高幡不動であわてて下車したら次の駅が多摩動物園公園とかあってさすがにこれはヤバいって気づいた時すでに遅し…
どうやら私は
特急に乗っちまってたんだよ
各駅で8個目のつもりが特急で8個目まで乗っちゃってたという話。
京王線沿線に友人がいるので京王線は利用したことがあるにはあったんだけど田舎者の感覚だと特急電車は田舎の各駅電車に等しいという盲点があるのです!
特急に快速に各駅という様々なパターンが京王線には存在してるから気をつけなはれ(まぁ気づかないのは私ぐらいで普通の人はもっと早く間違いに気づくはずだよね)
梅雨時だから仕方ないけど、この日の天気は雨で(線状降水帯の呪い)しかも土砂降りの雨の中全力疾走して世田谷文学館に着いたのが10:20でチケット時間ギリギリでした。
ズブ濡れの私を妖しく迎えてくれたのが美しき富江の自動ドア
謎の扉があったりして覗けるようにもなってて…
原画だけでなく様々なギミックがあちこちに隠されたように展示されていたので、それを探すのも面白いかも。
「死人の恋わずらい」にちなんだおみくじもあってとても気になりました。
噂では凶とか大凶を多めに入れてるとか…他のお客さんが辻占恋みくじを引いて「大吉だー」って喜んでいたので私も負けずに大凶か大吉狙いで一発勝負で引いてみました。
なんていうか普通…
こういうときにネタにならない引きが出来ちゃうとこがいかにも私っぽい。
他には『自分が好きで推しているルーツ』に関するものが伊藤潤二先生の愛蔵書の中に発見できたことが嬉しくてたまらなかった。
愛蔵書の中に大友克洋先生の「童夢」があって「だよねー」と一人納得していました。
私も初大友克洋は「童夢」からなのでなんだか嬉しかった。
ちなみにグッズ売場にも謎に大友克洋先生の「AKIRA」と「童夢」が販売されていました。
同時に楳図かずお先生の「漂流教室」も販売されてました。
謎だけど勝手に納得しちゃいましたね。
影響だとか好きなものとかのルーツって共通することがあるんだよね
そんなこんなで伊藤潤二展を夢中で満喫してたら
気づいたら
私は…
さぁ誘惑されてしまった
そこのあなた
伊藤潤二展へ行くがいい
是非とも
あなたもぐるぐるしてきてね。
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