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ここ数年で最も残念なホテル

仕事柄、年間60日ほどホテルに宿泊する

とても多いって訳でもないけど、ちょっとお高いホテルから、格安のビジネスホテルまで、それなりにホテルを利用するほうだと思うので、先日宿泊したここ数年でワーストのホテルを書いておこう

「sequence MIYASHITA PARK」

結論から言うと、中途半端にデザイン性を優先したり、ひとりよがりなDXで、何もかもダメだったホテル。

・まず、フロントへのエレベーター内が暗いうえに、表記が小さくフロントが4階なのか、5階なのかわかりにくい

画像は明るいが実際はもっと見にくい

・セルフチェックインを導入しているが、みな戸惑い、結局スタッフが手伝うことになっている。小さいフロントに多国籍のお客さんで混み合い、殺伐とした空気が広がっている。あれでスムーズにチェックインしろというのは土台無理

多国籍軍で「何だよコレ」という謎の連帯感が生まれる

・ようやくチェックイン出来たと思ったら、部屋番号を記載したレシートが出ないのに気付き、またフロントに戻り確認することになる。そこでホテルの方が部屋番号をカードケースに記入するという、「最初からあなたがやった方が早いのでは?」というような事を多くの客が押しつけられ、対応するスタッフも心底ウンザリし疲弊している様子

ルームナンバーは結局ホテルの人が書く

・部屋に設置しているタブレットでホテルの説明を確認しろ、ということだけど、UIが悪すぎるし、もっさりしすぎて使い物にならない

「JP」を選択しても画面はこの表記

ここが最大のワーストポイントだけど、窓ガラスの防音性能がゼロに近い。電車の音、車の音でめちゃめちゃうるさい。同じ線路沿いにある別のホテルによく宿泊するが、そこでも電車の音が聞こえるが眠れないほどではない。

とにかく騒音が酷かった。もうこれだけでも十分「2度目はねーなあ」と思わされる


・空気清浄機なく、借りてみたら小さなゴミ箱みたいなヤツを持ってきた

ドンキで1000円で買って来たのかな

・エアコンに物理的なボタンがなく、わかりにくい。
トイレのスイッチってだいたい入り口ドアノブ近くにあるけど、洗面台の鏡を挟んだ位置にあり、これもまたかわかりにくい。そしてスイッチが二つあるため、どれがどれだかわからない

テプラ待ったなし

・コップがなぜかとても小さく、そしてグラスがない。お茶やティーパックもない。ランドリーバッグがない。

グラスを借りに行ったら何故かワイングラスしかない、と言われる

・製氷機がなく、部屋にも持ってきてくれないのでフロントに氷をもらいにいく必要がある。まあそれは構わないんだけど、めちゃめちゃ待たされた

・ベッドの正面、壁にテレビ設置したらいいのに、なぜか窓際に設置してあり普通に見にくい

・東側の部屋になっていたが、カーテンが窓に対して微妙に小さく、朝日がちょうど枕の位置に入り込み、モロに顔面に光があたり強制的に早起きさせられる

6:00に強制起床、この後もっと強い光が入る

・パソコンを使って、ちょっとした調べものや、仕事のメールを返信しようと思っても、テーブルと椅子がなく、近くのドトールに行くことになる

・トイレ・シャワー室の面積が小さすぎる。タオルや着替えを置くスペースも小さく不便。あと鍵がないので、カップルとかで宿泊すると女性は気になるかも

着替えを置くスペースが小さい

・2連泊した場合、清掃もしないし、ゴミの回収もしない



おそらくデザインを重視して、いろいろな不便を客側に強いていると思われるが、それにしてはデザインに全振りしている訳でもなく、何とも中途半端。

あと、渋谷駅からも遠いのも不便。

ただし宿泊してみて勉強になった点もある。

ここ最近の格安のビジネスホテルはよく工夫され、コンパクトな部屋ながらも、使い勝手がいいように設計されているんだなあと再認識した。

Googleのレビューはチェックすることが少なかったけど、このホテルのレビューを見ると同じように怒っている客がたくさんいる

今後はGoogleの口コミもよく参考にしたほうがいいかもなあ


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