塾の無い木曜日もコツコツと

算数は、本日分の基礎力トレーニング。テキストの表紙にある通り、1日1ページで基礎力アップ。デイリーサピックスは「ニュートン算」。

一定の割合で草が伸びる放牧場に馬が82頭いると28日で草を食べ尽くす。65頭だと38日で食べ尽くす。150頭だと何日?といった類の問題(数字は適当なので、このまま解いてもきれいな答えになりません)。
習った通りに解き、その方法を体得し、後から意味を理解する方がよさそうだ。

理解は火曜に続き中和の問題。テキストに登場する中和の問題はとても良く練られていて、一人で静かに感動している。内容は、塩酸に少しずつ水酸化ナトリウム水溶液を加えたときに何が起こっているかを、化学変化を理解しつつグラフから読み解く、というもの。このときに登場するグラフは横軸が加えた水酸化ナトリウム溶液の量で、縦軸がその水溶液を蒸発させたときに残った個体の重さ。こんなグラフが登場する。

加えた水酸化ナトリウム水溶液と残った個体の重さの関係

完全中和する分量だけ水酸化ナトリウム水溶液を加えると、容器の中には水っ塩(塩化ナトリウム)だけがある状態。この状態で蒸発させると塩化ナトリウムが個体として残る。
完全中和の状態になる手前、つまり少ない量の水酸化ナトリウム水溶液を加えた状態では、容器の中は水と塩酸と塩がある。蒸発させると塩が残るが、完全中和の時より量は少ない。
完全中和の状態から、さらに水酸化ナトリウム水溶液を加えるとどうなるか。この場合、水+塩に水酸化ナトリウム水溶液を加えるのだから、容器の中は水+塩+水酸化ナトリウム、となる。蒸発させると水がなくなり、塩と水酸化ナトリウムが残る。残った個体の重さは、完全中和状態の時と同じ重さの塩と、水酸化ナトリウムということになる。
完全中和の時とその前後で容器の中に何が残っているかを理解しつつ、さらにグラフを読み解く、という問題で、なかなか骨がある。今朝息子に説明したら何か閃いたような反応があったので、まずは基礎的な問題を解いて自信を持ってもらおう。応用問題はつまずくだろうから伴走しよう。

算数と理科以外には漢字をやっていた。しんにょうは書いた4文字全て形が違っているが、気にしないでおこう。

これぞ男子小学生の字


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