見出し画像

保護者会の動画を観る

妻に勧められ、先日行われた塾主催の保護者会の動画を観た。総論として夏休みまでは基本をしっかりやるべし、という内容だった。より具体的には、過去問はやらないこと、規則正しい生活リズム、学習リズムを作ること、他塾の掛け持ちは推奨しないこと、家庭学習においては自己肯定感を高めるために目標を低めに設定し達成感を得ること、といったアドバイスがあった。保護者の焦りは禁物ということだろう。
科目別のアドバイスもあったが、国語の先生のアドバイスが、まさに息子のため、といった内容だったので、忘れないように記録しておく。

  • 2月からは、家庭学習の負荷をかける。国語はラストスパートで成績が上がるという教科ではなく、一年くらい前からの積み重ねが必要なため。

  • 国語が苦手な子は、家庭学習の最初に国語をやってもらいたい。好き&得意な算数を先にやって国語は後回し、日によってはやらない、という子がしばしばいる。こうすると国語が得意な子との点差が大きく開いてしまう。苦手でもコツコツやること。

  • 過去問は見ないこと。見ても焦ったり不安になったりするだけ、ということが多い。

ちなみに今日の家庭学習は国語読解の復習。設問への回答だけでなく、文中に登場する世界文化遺産に関する深掘り(認定の仕組みなど)や、「正当」「適正」「妥当」といった、大人でもニュアンスの説明が難しい言葉について例文を作り合うなどしてみた。

息子は鉄道が好きなので、新宿駅から東京駅に行く方法を例にして、「中央線を使うのは妥当」、「中央線を使うのは正当、という表現はしないかな」、「山手線を使うのは間違いではないが、妥当とは言えない」といったような会話をしたところ、少しは理解が深まったようだった。なるべくいろんな言葉に接するよう、親としても気を配っていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?