最年長ニイノさんと中国事務所②
こんにちは。ヒラカヨです。
昨日に続きまして、今日は中国事務所のお話。
事務所の場所
当社の中国事務所は、浙江省寧波市の慈渓市というところにあります。
慈渓市はCixi(発音は簡単に言うとツーシー)と呼びます。
赤丸のところです。
大体、上海から高速で3時間くらいでしょうか。
3時間のうち、この青丸の橋を渡るんですが、
この橋渡りきるのに40分~1時間かかります!
橋の上を通ってるときの写真ですが、その日雨だったのと、
海汚いので、まったく海ってわからないですね・・・苦笑。
上海から、高速鉄道でもいけます!大体2時間30分くらいです。
一人で電車で行った時のエピソードはこちら。
そんな慈渓市のとあるビルの17階に当社の中国事務所があります。
そういや、ニイノさんは大きなビルにも関わらず
エレベーターが2機しかなくって、人が多いので、いつも階段を使って
出勤されていらっしゃいました。。。。
だから、山登っても息一つ荒れないのですね!!
オフィスはこんな感じ。
中国事務所は毎日朝一番に掃除の時間があって、必ず綺麗にしてから、
仕事が始まります。これもニイノさんの教え。
一度お引越しをしているので、前のお部屋での掃除中の写真です。
ニイノさんが日本に戻られた今、まだちゃんと掃除継続してくれてるといいな。
事務所の業務
事務所のスタッフは4名いて、
男性1人、女性3人です!みんな日本語話せます。
主に工場管理の業務を頑張ってくれていて、
工場チェックに行って、品質管理や生産管理について、アドバイスや指導を
してくれています。
私も数年前まで品質管理の責任者をしていたので、問題のあった工場に直接
行って、改善指導や工場の状況を確認したりしていました。
その時にも同行してもらって、中国語の通訳をしてもらっていました。
工場の営業さんなどは英語や日本語が話せたりするのですが、
工場の生産現場のことを知らないことが多いので、工場の生産現場で
交渉するには、現場の人と話がしたいと私が心がけていたことでした。
また、時々責任者はいい恰好をするときがあるので、
工場で働いているおばちゃんなんかにひょいと話かけて、聞いてみたりすると
工場の悩みなんかも聞けて、より深く交渉できることもありました。
これができるようになったのも、中国事務所ができて、
事務所のメンバーがいてくれたからです。
他にも当社の中国倉庫にはQCセンターという検品する場所を設けており、
QCセンターの管理も事務所のメンバーがしてくれています。
事務所ができるまで
確か、中国事務所ができたのは、5~6年前です。
ちょうど6年前の2015年(調べたらなんと今日でした!)
ニイノさんと一人の中国人スタッフが駐在のため、慈渓に向かいました。
最初は同じ慈渓にある仕入先さんのご協力を頂きながらのスタートでしたが、
税金の問題や、いろいろな中国の問題をひとつずつクリアし、
2019年10月に中国法人登記をして無事に当社の関連会社として
事務所運営をスタートしております!
この登記に向けてまでが、わからないことだらけで、私もニイノさんと
一緒に、中小機構さんや弁護士さんに会いに行き、いろんなところに
相談しに行ったのを覚えています。
あの時は私が動かないと誰がやるんだ!とガムシャラでしたね。
でも、そんな私をたいしたもんだと
ニイノさんは褒めてくださったのがとても嬉しかったです!
そんな行動できたのもニイノさんの奮闘される姿を見て、私も頑張らねばと
なんだか駆り立てられたものがありました!だからニイノさんのお陰です!
スタッフとの思い出
事務所のスタッフもみんな優しい方ばかり。
女の子3人はまだ20代の若いメンバー。
まだ日本ではそこまで流行っていなかった、フードデリバリー。
中国では外卖(ワイマイ)と言います。
数年前の中国では既にそれが主流だったので興味津々に頼んでもらって
一緒に事務所でランチしました。
その時に、今、中国の若い子たちでは何が流行ってるの!?って聞いたら、
Tik tokだったのを鮮明に覚えてます!
何それー!?ふーんくらいに思ってましたが、
今や日本の若者も大好きですよね!
男性は、40代のベテランさん。以前は日本企業の中国工場で
品質管理の責任者をされていたので、知識も豊富で、
日本語も独学なのにめちゃくちゃ上手。
その方がニイノさんに変わり、今、事務所を引っ張って
頑張ってくれています。
私が事務所の下にあった、顔認証で買う自販機になんだこれ!?って
言ってたら、すぐ、フルーツ買いましょうって顔認証してくれたりと。
中国事務所での楽しい思い出がたくさんあります。
私は責任者だったので、時には厳しいことも言わないといけなかったけれど
それでもみんなついてきてくれたし、部署を離れた今でも大切な仲間です!
また、みんなでご飯食べたいな~。
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