西野亮廣さんの問題
久しぶりに書きます。
10月後半より色々とありなかなかnoteに返ってくることもできませんでした。その間のことは書くかも知れないし書かないかもしれない。
そのうちの1つが、2ヶ月半ほど休みがなかった。なかったというか、取れなかった。超ブラック企業(笑)ただ、始まったばかりの小さな会社のNo.2であり、他の従業員にそういった労働をさせないがための結果であったことを付け加えておく。
そんな状況の中でも某掲示板を通してネットニュースには目を通していた。ちなみにテレビを見ることがないのでフワチャンという人を見たことがない。
あと、興味ある話題には、書き込みを鵜呑みにせず自分で調べられる部分は調べています。
本題。
捕まってないだけの詐欺師、円貯め研究所と揶揄されるキンコン西野さん。
色々と問題があると思うけど、たぶんほとんど詐欺には当たらない。
嘘をついてお金を集めたことくらいでしょうか。
あとは使途不明なものが多いと叩かれるかもですが、『まだ計画中』とすれば問題なさそう。
中でも一番問題だと僕が思うもの。
『ありがとう』を対価にする(した)こと
1,000円
制限なし
【真っ直ぐ目を見て御礼】
サポーター数
222人
お届け予定日
2019年10月
このリターンを購入したことを
西野亮廣と会った時に言っていただけると、
西野が真っ直ぐ目を見て「ありがとうございます。
ありがとうございます。ありがとうございます」と
三回御礼をします。
おそらく違法でもないでしょう。
倫理的、道徳的問題です。
支援者からすると、ありがとうを金で買う、ってこと。
これはアカンと思う。
クラウドファンディングというシステムは、支援してあげようという金額とリターンが見合って成立する。
中には少額で『ただただ支援してください、リターンはありません』というのもあるわけで。
リターンはないと了承を得た上で、支援された側は『ありがとう!』と返礼する。これは対価ではなく、感謝の気持ち。
何も問題ない。
しかし『ありがとう』をリターンとした場合、それは義務になるよね。
通常、何かを買ったりするとお礼を言われる。
『買ってもらったこと』
『何かをしてくれたこと』
『好きになってくれたこと』
『生まれてきてくれたこと』
………
もし
コンビニのレジに、昨今のレジ袋のように『お礼は有料(10円)となります』と貼り出されていたらどうだろう。
もし
ラーメン屋の券売機に、トッピングと並んで『お礼(50円)』とボタンがあればどう思うか。
もし
恋人にプレゼントを贈っても、『ありがとう』と言ってもらうにはもう1品必要だとか。(もちろん礼を欲しているわけではないが)
よく秋元グループに代表されるアイドルの握手会も同じようなもの、と言われるが、全く違う。
表向きには、CDを買ってくれたことに対するお礼であり、握手という形に『ありがとう』という言葉を添える。
また、客も「アイドルに会える、しかも触れられる」し、アイドル側も相応のリスクを背負っている。
リターンの日時が明示されているのも大きな相違点だと思う。
賛否両論あれども、確かに対価が存在している。
……………………
西野さんのブログを拾い読みしてたらTHE BLUE HEARTSが大好きだとのこと。
僕にとってもヒロトマーシーは偉大なるロックンロールスター。
実は西野さんの大前提の考え方、アイデアに共感する部分はある。
ただ、やっていることには全く共感できず、読んでいても「それは違うでしょ」と思うことが多々ある。
あえて最後に、西野さんに向けてヒロトの数ある名言の中から2つ。
『売れているものがいいものなら
世界一のラーメンはカップラーメンだよ』
『ルール破ってもマナーは守れよ』
〆
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