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【シティリーグS2優勝】ミュウVmaxを回す上での考え方


こんばんは。広島でポケモンカードをプレーしているもつ?といいます。プレーヤーネームの「?」は特に意味はないです。(なにかのゲームでアカウントを作る時に「もつ」だけだと同じ名前の人がいたらしく、仕方なく後ろに?をつけたのが今のプレーヤーネームの由来です)この度、シティリーグシーズン2でミュウVmaxを使用して優勝することができたので、プレー中やデッキ選択など色々考えてたことを自分なりに言語化したいと思ったので、今回noteを書くことにしました。(自分はポケカ歴2年もない、発展途上のプレーヤーなので、「あいつはこんな感じで考えていたんだなあ。ふーん。」くらいのテンションで読んでいただけると嬉しいです。プレーに関して「もっとこうした方がいいのでは?」と感じた場合、TwitterのDMでも何でもいいので話かけてもらえると喜びます。)今回のnoteは全文無料ですが、いろんな人に読んでほしいので、是非リツイートしていただけると嬉しいです。
※文章の誤字脱字は大目に見てください。


はじめに


自分は2023シーズンのシティリーグs3で一撃ルギアを使用して運良く優勝することができていたので、今シーズンも何としてもいい成績を残したいと思っていました。ですが、2024シティリーグs1ではサーナイトを使用し、2-3というなんともいえない成績でした。

セイボリー3投のなかなか攻めた構築


それもあり、次のシーズンは必ずトーナメントに上がりたいと思っていました。

なぜミュウVmaxなのか


前置きが長くなりましたが、ここから色々書いていきます。今回、自分がミュウを選択したのは環境にテツノブジン、ギラティナ、ミライドンがかなり多いと考え、それらのデッキにいい感じに勝率出せることができると考えたからです。(また、s1の予選でマエカワさんのミュウにボコボコにされたので、「自分も久しぶりにミュウを使いたいな〜」と思ったのも大きな理由です。)黒リザードンはかなりシェア率が上がってましたが、予選で当たっても1回だと思い、今回は割り切りました(最終的に1度も当たらなかったのでよかったです)次に、細かい採用カードの枚数についてです。

採用カード・不採用カード


今回使用したリストはこちらです。

ボスの指令はサカキが一番好きです。

特に何の変哲もないミュウのデッキです。雪道型もありますが、ミカルゲを出された場合に本格的に詰んでしまうため、今回はフュージョン型を選択しました。基本的なポケモンやグッズなどはほぼ必須パーツのため、詳しい採用理由は今回は省きます。人によって差が出るのはウッウロボの枚数、封印石の枚数、スタジアム・サポートの配分でしょうか。

ウッウロボ3枚

今はだいぶ手に入れやすい価格

ミュウデッキにとっては手札も減らせる上にワンチャン好きなカードを引っ張ってこれるスーパーカード。3枚でも意外と何とかなります。4枚採用する場合、サポートの枚数をいじる必要があるので、自分は3枚でいいかなと思いました。

封印石2枚

好きなカードを持ってこれるのは犯罪になり得る

3枚採用のリストもちらほらありますが、タウンデパートが実質封印石になるので今回は2枚採用にしました。

スタジアム(ロストシティ1枚・頂への雪道1枚)

システムポケモンをロストゾーンへ
レギュ落ちするのが信じられない

スタジアムはロストシティと頂への雪道をそれぞれ1枚づつ採用。雪道2枚の人もいますが、今回はキルリアをはじめとするシステムポケモンを再利用不可にすることを重要視したのでこの配分になりました。また、ロスギラをはじめとする雪道を雑に出してきてもおかしくない相手に対して雪道を張り替える手段を少しでも多く確保したかったという理由もあります。

手札干渉サポート(ジャッジマン2枚・ナンジャモ1枚)

自分の中ではかなり評価の高い1枚
今回このカードで優勝できたと言っても過言ではない

手札干渉サポートはジャッジマン2枚、ナンジャモ1枚採用しました。初めはジャッジマン3枚だったのですが、自分の手札が渋かった際に縦引きで手札リセットできる+最終場面で相手の手札をバグらせる可能性が高いナンジャモを採用しました。何度か対戦する中で、相手のサイドが1枚になることが多いように感じたので、その場面で使うナンジャモの可能性は無限大です。また、ジャッジマンは相手の手札を4枚にできるので、ビーダルの「はたらくまえば」があまり機能しないことが多かったです。(引く枚数をかなり制限できる。そもそも手札が切れないのでターン開始1ドロー合わせて5枚になりそもそも引けない。)(かくしふだ・リファインはジャッジマンではあまり有効な妨害にはなりませんが、正直これらの特性はナンジャモ使ってもなんだかんだ復帰されるので自分はあまり考えませんでした。)(ジャッジマンの4枚で相手に回答札を持ってこられた場合は自分の責任です。自分のカットが悪い。)

不採用カードについて
アギルダー(ニンジャトルネード)

起動できたら強いと思うけど…

最近少し話題になっていたアギルダーの進化ラインです。黒リザやトドロクツキに弱点をつけるのでその対面では強いと思います(起動できれば)。ですが、それ以外の対面でノイズにしかならない点、採用するとしても1-1での採用になるのでサイド落ちした場合のリスクを考え今回は不採用にしました。
【追記】この記事を書いている時にアギルダーラインを2-2で採用しているミュウが黒リザードンを薙ぎ倒して上位入賞していたので環境次第では採用も全然ありだと思います。

オドリドリ

ねっけつレッスンが割といい味出す時もありますが、ミライドンのライチュウ、ギラティナのスターレクイエム、パオジアン、サーフゴー、黒リザードンのバーニングダークなど、ミュウをワンパンしてくる相手は青天井or弱点でべらぼうなダメージを出してくるため特性が腐りそうと考えたので今回は不採用としました。

地味にワザも強い(時がある)

ポケモンの枚数
シーズン1で対戦したマエカワさんはサーナイトにセイボリーを連打されるリスクを考え、ポケモンを少し多めに採用しているというおっしゃられて、その時に「なるほどなー」と感心したのですが、今回自分は最低限のポケモンのみを採用しました。理由としては、ハイパーボールでトラッシュする際にできるだけポケモンをトラッシュしないようにすることで何とかカバーできるのではないかと考えたからです。(サイド落ちしてそもそものポケモンが少ない状況は気合いで避けます)これはミュウに限らず、どのデッキにもいえることだと思っています。

主な対面における考え方

・ギラティナ

スターレクイエムが強すぎる

このデッキは雪道をどんどん張ってくるので、相手の雪道を割るカードをどれだけ引き込めるかという勝負です。雪道が最低でも3枚は採用されているので、スタジアム(1枚目のタウンデパートは例外)やロストスイーパーを雑に使わずに、温存するようにしました。雪道でこちら側の動きが全然取れないまま、ギラティナが殴り始めるとかなりしんどいので、序盤は全力で封印石を探しに行くように心がけてました。また、こだわりベルトはダブルターボエネルギーがついているミュウにつけていました。理由として、「相手のVスターをワンパンするためにはダメージアップ系のグッズを3枚使用する必要があり、Vスターを2連続で取ることがほぼ不可能」ということです。そのため、ダブルターボ+こだわりベルトのミュウで相手のギラティナVを2ターン目にワンパンし、その後に出てきたVスターをダメージアップ系のグッズ3枚使ってワンパンするという流れを目指しました。サイドプランは1-2(Vをワンパン)-2(Vスターをワンパン)-1で行けたらいいなと思ってましたがそんなに簡単に勝てる相手ではないので若干の運ゲーも絡みます。(Vスターをワンパンする時に手札干渉をしないとヤミラミに盤面ぐちゃぐちゃにされるのでできるだけ手札干渉はしたい。ここで相手が何を引くかで勝ち負けが決まると言っても過言ではない。)
あと、コオリッポのつららミサイルをクロスフュージョンで宣言するのも序盤はありかなーと思ってます。ミュウVMAXがワンパンされそうな気配がしたらサイコジャンプで逃げましょう。

理想の盤面
(こんなにうまくはいかないので臨機応変に。自分はコオリッポを置くことを少し意識しました。)

・ミライドン

展開力のバケモン

今回の最大母数だという読みでした。しっかり予選で2回当たりました。最近はピオニー型は流行っているので後1からしっかりとライコウが起動してくるので、自分は先行の場合はゲノセクトを前にして番を終わるようにしてました。ゲノセクトは倒されても2回(その内1回は最後のサイドを取る時)なので、序盤にゲノセクトをとってもらい、そこから展開するようにしました。この対面で特に意識していたことは2つで「こだわりベルトを大事にすること」「ロストスイーパーを相手のお守りをはがすために使う」ということです。基本的にライコウで序盤は殴ってくるのでパワータブレットの消費なしにライコウを突破するためにはベルトが必須になります。また、お守りがついているポケモンで殴ってきた時は気合いでロストスイーパーを探しに行ってお守りをはがしてからテクノバスターを使うようにしました。ミライドンデッキの性質上、ダメージアップ系グッズとロストスイーパーが1枚づつあればアタッカーとなるポケモンは突破できるので、それでサイドを2〜4枚取り、残りはイキリンコをサカキで引っ張り出してフィニッシュです。また、ごっつぁんプリファイがあるので絶対に非エクのポケモンは置かないようにしました。(まあ、基本的に相手もテツノカイナ出さないですが)

・パオジアン

上振れられると手がつけれん

この対面は立ち回りが上手く行けば勝てると思ってます。(予選で当たりましたが、相手の方が事故ってたのでイージーウィンをすることができました)
流れとしては、ゲノセクトにフュージョンエネルギーをつけてエンド→ミュウVMAX(ダブルターボ+パワータブレット)でパオジアンをワンパンする。→ミュウ倒される(ミュウをワンパンできるのはパオジアンしかいない)→カミツレのきらめきを絡めてゲノセクトにエネルギー加速して前のパオジアンを弱点でワンパン→ゲノセクト倒される(パオジアンしかゲノセクトワンパンできない)→ミュウでパオジアンワンパンという流れで2-2-2でサイドをとるイメージです。(相手に先行取られると話が変わってくるので気合いで先行をとる)
自分の中でパオジアン対面で最も重要なことは「ゲノセクトにエネルギーを集める」ということを意識してました。また、セビエがあまり展開されていない場合はブロックスライダーでセビエを取り続けることも割と有効だと思います。ですが、相手がぶん回ると無理な部分もあります。割り切りです。

①ミュウでパオをワンパン(2ターン目)
②カミツレを絡めてゲノセクトを起動させる。
③ゲノセクトをワンパンしてきたパオジアンをミュウで倒す

・サーナイト

不利です。捲り性能高すぎる。

自分は不利対面だと考えています。サーナイトはブレインウェーブで非エクポケモンが高火力を出してきてミュウがワンパンされる上、最近はサケブシッポといった高打点をベンチのポケモンに与えてくるので、いつの間にか逆転されてしまうからです。対面した時に意識したことは「序盤は無理してでもラルトスを倒し続ける」「ロストスイーパーを相手のゴージャスマントをはがすのに使用する」「災いの箱をできるだけ早くミュウVMAXにつけること」です。相手のキルリアの数が勝率に直結するのでコオリッポのつららミサイルやブロックスライダーで相手のラルトスをどんどん倒すことを優先させ、そもそもキルリアを立てさせないようにしました。自分はボスの指令を絡め、無理してでもラルトスを倒すことを特に意識しました。ロストシティでキルリアをロストゾーンに送ってしまうことも有効ですが、とにかくリファインの宣言数を減らしたかったので、ラルトスを盤面に残さないことが重要だと思ってます。中盤は災いの箱やロストスイーパーを上手く活用することでサイドを2枚とることを意識します。また、基本的には相手の非エクポケモンを倒し続けることになると思いますが、パワータブレットを4枚使用することでダブルターボのミュウでもHP満タンのサーナイトexをワンパンすることができるので、覚えておいて損は無いと思います。盤面の作り方ですが、ベンチはミュウ2・コオリッポ1・ゲノセクト2となるようにしました。災いの箱はバトル場のミュウVMAXにつけ、相手との相打ちを狙います。理由としてセイボリーを撃たれた後にミュウとゲノセクトをどっちも残せるようにしたかったからです。この時、同時にほえさけぶを宣言された時は返しのターンに全力でロストスイーパーを探しにいき、サイド2枚取りを目指します。また、終盤になるにつれて相手の山札の純度が高くなり、手札干渉が効かなくなるので、序盤から積極的にジャッジマンを使い、相手がバグるのを祈ります。

・ロストバレット

今回は当たらなかった。

パワーダブレットの枚数が最重要になってきます。基本的にキュワワーをサイコジャンプで倒す(この時にダブルターボエネルギーだとタブレットがいる)、もしくはコオリッポを直接起動させ、ブロックスライダーでサイドを取り進めます。適当にVMAXを立てるとトドロクツキにワンパンされるので注意します。この対面ではメロエッタはあまり活躍できないのでハイパーボールのコストにしてもいいと思います。相手のロストゾーンの枚数次第ですが、序盤はミュウでおとぼけスピットを受けつつ、中盤になるにつれてサイコジャンプを絡めつつサイドレースを進めることを意識しました。トドロクツキが出てきた場合はボスの指令で引っ張り出して倒しに行ってもいいと思います。スタジアムが出てないとツキはミュウはワンパンできないので、たまにくるいえぐるを宣言してきますが、その場合はサイコジャンプを使っていい感じに処理します。また、はなえらびやアクロマの実験にかなり依存
している部分もあるので、ジャッジマンが意外に刺さります。相手の手札が増えてきたらジャッジマンを宣言することも意識していたことのひとつです。(これはどのデッキを使っていてもいえることですが。)
このデッキはポケモンをクララやすごいつりざおで使い回すことでアタッカーを供給しているのでロストシティで再利用されたくないポケモンをロストに送ってしまうこともかなり刺さるのではないかとおもいます。(特にヤミラミとか)

・黒リザ

クッソ不利対面。今回当たらなかった対面その2。

今回の自分の構築はアギルダーがいないので、ものすごく不利な対面です。リザードンを普通にワンパンするためにはフュージョンエネルギーをつけたミュウでタブレット4枚使ってギリorフュージョンエネルギー4枚+タブレット2枚メロディアスエコー宣言する必要があるので、対面した感覚としては「逆立ちしてギリ勝てるかも」くらいの感覚です。(これを話しているとたまたま隣にいたジャッジのかんたさんが「めっちゃちょうどいい表現だわ」といってくれました。笑)リザードンの2体目が立った場合、ピジョットが立ってしまうと正直無理です。そうならないように序盤から積極的に手札干渉をすることを意識します。(なぜネズナチはリザードンに5-0できたのか、ほんとに謎です)その上で、自分が特に意識していたことは「序盤はコオリッポにフュージョンエネルギー、災いの箱を集め、ヒトカゲを倒す。この時、VMAXは立てない」「コオリッポがワンパンされたあと、雪道+手札干渉をしながらリザードンをミュウでワンパンする。」「あとは相手が止まってくれることを祈る」ということです。このプレイングでシティリーグ前のサナブラ杯で黒リザ(エボリューション型)に惜しいところまで行けました。ですが、結局は相手に3ターンくらい止まってもらう必要があるのでまあしんどいです。まずは対面しないことを祈ることが大切です。

・トドロクツキ

準決勝・決勝とこの対面。んなことある?

リザードンほどでは無いですが、単純に弱点を突かれるのでしんどいです。大体の構築にイキリンコがいるので、サイドプランとしては2(ツキ)-2(ツキ)-2(イキリンコ)といった感じです。ロストバレット対面のところにも書きましたが、スタジアムがないとミュウがワンパンされない上、ワンパンしたあとはスタジアムがトラッシュされるので、カラミティストームを連打されることがなかったです。この対面はあまり練習することができていなかったので正しいプレイングかどうかはわかりませんが、自分はロストスイーパーで積極的にブーストエナジー古代をはがすようにしました。そうして相手の技宣言をカラミティストーム→くるいえぐるという流れを作ることでサイドをとりきることができます。(詳しくは下記の実際に行った立ち回りに記載します)
トドロクツキはエネルギー要求が意外とハードル高いです。手張り+ダークパッチ2枚(ベンチから育てることがほとんどなので、入れ替え手段も必要になる場合もある)といったように1ターンで起動させるためには最低でも3枚必要なので、ジャッジマンやナンジャもでバグることも割と多いです。

・ブジンエンテイ

フュージョンエネルギーが大活躍する対面

基本的に有利です。環境的に割と多いと思っていましたが、今回は当たりませんでした。基本的にテツノブジンの特性に依存しているのでミュウにフュージョンエネルギーをつけるだけでかなり楽に勝つことができます。(自分は練習で何回か対面しましたが、全勝でした)メロエッタやコオリッポはヨガループの餌食になるのでおかない関係上、ミュウにダブルターボエネルギー+フュージョンエネルギーをつけることも割と有効だと思います。また、アタッカーとなるエンテイもマグマの滝壺で起動してくるのでダメージアップ系のグッズ1枚でワンパンできます。イキリンコも採用されているのでエンテイやブジンをワンパンできそうにない場合は後ろのサポートポケモンをワンパンすることを意識しました。
この対面は自分が事故らなければ勝てるので、「事故らないように祈る」ことが重要になると思います。笑
(調整中にチームメンバーのきゃんが編み出してきたプレイングの一つにミュウVMAXにタキオンビットでダメカンを6個のせ、かがやくリザードンを無理やり起動させ、VMAXをワンパンしてくるというとんでもないムーブをされて負けそうになったので、ミュウにダブルターボエネルギー+フュージョンエネルギーといったように「相手の特性を受けないようにする」ことは結構重要だと思います。)

実際の対面

(サイドの枚数はメモしてませんでした。申し訳ないです)
ここから実際に当たった対面とプレーについてざっくり記載します。自分自身試合の詳細を全て記憶している訳ではないので、対戦相手の方がこのnoteを読んだ際に「ん?ちょっと自分の記憶と違うな。」と思う部分がもしかしたらあるかもしれませんが、その点はご了承ください。

予選

1戦目:ギラティナ❌
初戦からかなり重めのマッチングとなってしまいました。割と初手ハンドが良かったので順当にポケモンを並べて番を返しました。相手はギラティナVをおかずにキュワワーではなえらびを行って番が帰ってきました。相手の展開が少し渋かったので2ターン目からクロスフュージョンでコオリッポのつららミサイルを連打し、サイドを2枚とりました。その後、相手にゲノセクトとミュウVMAXをワンパンされましたが、自分も相手のギラティナVスターをワンパンし、サイドは4−5で負けてる状況で番が帰ってきました。自分のベンチにコオリッポがいた関係上、相手のヤミラミを取らないと負けてしまうと考えたため(この時、前のギラティナはエネがついており逃げれる上、相手のハンドも割とあったので超エネを持っていると予想)、サカキでヤミラミを倒しました。その後、相手にボスの指令とエネルギーを引かれると負けの状況ではなえらびでしっかりボスの指令を引かれ(ジェットエネルギーは初めからあったらしいです)、負け。

2戦目:ミライドン⭕️
中盤にテクノバスターを使ったミュウをリセットするために穴抜けのひもを使った後、ベンチにミュウがいるのにもかかわらず間違えてゲノセクトを出してしまうというとんでもないミスをしてしまいました。フュージョンシステムを使い、もう一枚の入れ替え札を探しに行きますが、そういう時に引けないのがこのデッキの悲しいところ。仕方がなく封印石を使用し、入れ替え札を確保して相手のミライドンをとりました。この時「あ、終わった」と思いましたが、相手のサイドにライチュウが落ちていた関係で、ミュウがワンパンされなかったのでそのままサイドを2-2-2で取り切って勝ちました。プレミ怖い。

3戦目:白ルギア⭕️
ルギアに先行取られたので肝を冷やしましたが、相手の初手がかなり渋かった+キャプチャーアロマで表+ボウルタウンで裏という状況で、相手はカビゴンに手張りしてエンドしてきました。この状況から、「後1エコーを決める」と決心し、VIPパスを使用し、山札確認。運よくフュージョンエネルギーとカミツレのきらめきがサイド落ちしていなかったので手札にあるパワータブレットをはじめとするグッズを全て吐き出し、全力でフュージョンシステム。2回目のフュージョンシステムで必要札を揃えることができたのでそのまま後1エコーでカビゴンを倒し、ゲームセット。フュージョンミュウのいいところが出たと思います。スタートがミュウVだったことも大きかったです。

4戦目:パオジアン⭕️
こちらが先行を取り、きちんとゲノセクトにエネルギー手張りし、かなり展開してターンエンド。相手がかなり事故っていたらしく、パオジアンとビッパを立ててそのまま手張りしてターンエンド。返しにミュウでパオジアンをワンパンし、番を返すと何もたねポケモンを引けなかったらしく、そのまま投了。お互い上振れを狙う系のデッキなので、この勝ちは大きかったです。

5戦目:ミライドン⭕️
先行を取られ、安定した展開をされた上、ミカルゲまで置かれてしまうというこちらとしてはかなり渋い展開。返しのターンは自分の初手の手札にフュージョンエネルギーがあったのでなんとかゲノセクトを起動させ、ある程度盤面を整えてターンエンド。前のターンに相手がエレキジェネレーターを3回打った結果エネルギーが1枚しかヒットせず、虚無のターンが1回生まれた影響でサイド差を4枚つけることができました。そのままサカキでイキリンコをとってゲームセット。

初戦を落としましたが、その相手も上位8人に入ったことや予選をドロップした人がいた関係で、なんと予選8位でギリギリでトナメに進みました。

決勝トーナメント

1回戦:サーナイト⭕️
相手は予選全勝のサーナイト使い、その上先行を取られるという渋すぎるスタート。しかし、相手のサイド落ちがかなり厳しかった+ミュウの不思議なしっぽがハズレという相手の展開の後、自分の後攻1ターン目がスタート。初めの山札確認をした結果、なんとフュージョンエネルギー2枚とゲノセクト2枚が仲良くサイド落ちしているというバケモンすぎる展開に。ですが、相手の展開を見た感じラルトスを無理にでも取った方がいいと考え、コオリッポにフュージョンエネルギーをカミツレを使って無理やり2枚つけ、ブロックスライダーでラルトスを倒す。そこで少し流れを掴み、相手のラルトス・ミュウ・キルリアをサカキを絡めつつブロックスライダーで突破。途中、相手がセイボリーやツツジを打ってきましたが、こちらの盤面がかなり完成していたのですぐに復帰。残りサイドが2枚になったところで相手のサーナイトexがサイコエンブレイスで自身にエネルギー加速し、突撃してくる。サーナイトはHPが250になっているのでパワータブレットを2枚探したら勝ち。この番最初に打ったジャッジマンがパワータブレット1枚もってきてくれたので残り1枚。(山札には3枚あることは確認済み)祈りながらフュージョンシステムをした結果、無事に引くことができたのでミュウでテクノバスターを宣言し、相手と握手をしてゲームセット(この時ダメージ計算をリアルに頭の中で4回くらいしました)。

2戦目:ターボトドロクツキ⭕️
また先行を取られてしまった上、相手のデッキはトドロクツキ。「まじかー」と思いながらこちらもポケモンを展開する。初手にVIPパスが2枚あったので展開はかなり理想的。この時考えていたのは相手に2-3-3でサイドプランを押し付けることです。VMAXは基本的に1体しか立てないようにプレーしました。先行2ターン目にミュウVが取られ、返しのターンにロストスイーパーでブーストエナジー古代をはがしながら相手のツキをワンパン。先行3ターン目に相手はエネルギーは準備できていましたが、スタジアムを引けてなかった模様。(引かれてたら負けだったと思う)その時、相手のプレーを見ていた自分は「多分カラミティストームだろうな」と鷹を括ってましたが、なんと相手のワザ宣言は「くるいえぐる」。相手のサイドは残り1枚。この状況では相手のトドロクツキをワンパンすることは簡単ですが、返しのターンに新しくトドロクツキを用意されると負けてしまう。この時、クロスフュージョンの選択肢として「手札のミュウVのサイコジャンプ」「手札のメロエッタのメロディアスエコー(エネルギーは手札にありました)」がありました。しかし、自分のベンチの空きは1枠で、相手のアラブルタケがスタンバイOKだったのでミュウVは弱点でワンパンされてゲームセットされる可能性もよぎりましたが、相手のサイド1枚なのであまり意味がないことに気づきました。しかし、どうせなら手札の枚数を減らすことができるメロエッタを場に出したかったですが、ここでエネを手張りしたかわからなくなってしまうという事件が発生。ジャッジに尋ねたところ「手張りは既にしてます」と裁定が出たのでミュウVを置き、ジャッジマンをプレーし、相手にバグってもらうことを祈る。そのままツキをサイコジャンプでワンパン(もちろん山札には帰りません)し、残りサイド2枚。相手のターン。いきなりトドロクツキをベンチに置かれ、「終わった」と思いましたが、エネ加速手段がなく、かがやくゲッコウガを盾にしてターンエンド。返しのターンに、フュージョンシステムで持ってこれたサカキをプレーし、相手のイキリンコを倒し、ゲームセット。「もうトドロクツキはやりたくない」と思い、決勝へ。

決勝戦:青黒トドロクツキ⭕️
相手のマリガンでゲーム前に少しだけ情報を得ることができました。この時見えたカードがポケストップ・エネルギー付け替え・水エネルギーなどなど、パオジアンを思わせるカードがちらほら。「パオジアンかー。先行取られてるし、しんどいかもなー」と思ってました。その後、グータッチでバトルスタート。相手のスタートポケモンを確認するとそこにはなんとトドロクツキ。一瞬頭が真っ白になりましたが、すぐに切り替えて相手のプレーを注意深く観察。イキリテイクやハイパーボールでオーリム博士の気迫が2枚トラッシュに落ちたのを見て、「もしかしたらなんとかなるかも」と思いました。返しのターンに十分にポケモンを展開することができたので、2ターン目からこちらは攻撃できそう。しかし、相手も負けじとオーリム博士の気迫とダークパッチを連打し、即座にツキを起動できる体制に。おまけにガラルファイヤーも置かれ、じゃえんのつばさでエネルギー加速もされる始末。しっかりと前のゲノセクトがワンパンされ、自分のターン。ブーストエナジー古代をつけられなかったので、パワータブレットを使いつつ、自分で出したタウンデパートを使い、封印石を持ってくる。その後相手に利用されないようにすぐにロストスイーパーではがして、相手のツキをワンパン。先行3ターン目、相手のターン。なんとダークパッチを連打し、ツキにエネルギーを3枚集める。しかも、スタジアムを引き込んでいた様子で、カラミティストームでミュウVMAXがワンパンされ、相手のサイドは残り1枚。自分のサイドは残り4枚だったのでかなり絶望的な状況で番が返ってきました。この時のハンドにはナンジャモがあったので、使うことはほぼ確定でした。

ダブルターボエネルギーさえあれば…

ダブルターボエネルギーを引き込めば、相手のツキを倒すことができる状況でした(災いの箱をつけたミュウがワンパンされたので相手のツキはパワータブレットなしのテクノバスターでワンパンできる)。相手がバグり散らかすことを強く願いながら、ナンジャモをプレーしました。しかし、エネルギー引けず。残り2回のフュージョンシステムを使うも、引けず。仕方がなく封印石でエネルギーを持ってくることになり、クロスフュージョンでテクノバスターを宣言し、残りサイド2枚。返しのターン、相手の手札は1枚ですが、ミュウexのリスタート、ターン最初のドローで何かしらのエネルギー加速手段・エネルギーの現物を1枚でも引かれるとガラルファイヤーが起動し、負けという状況です。そんな状況で相手がしたプレーは、ミュウexのリスタート、その後かがやくゲッコウガを前に出してターンエンド。つまり、ボスの指令・入れ替え札があれば相手のイキリンコを倒してゲームセットという状況になりました。そして自分の手札には前のターンに引き込んだサカキと入れ替えカートがある!手札を減らすために進化させたミュウVMAXを前に出さないように注意してバトル場のミュウVMAXを逃してゲノセクトを前に出し、入れ替えカートを宣言。そして手札のサカキを宣言し、イキリンコを倒してゲームセット。

最後に


改めてnoteを書いてみて、よく0-1から優勝できたなと思いました。自分のプレーの中でミスをしないように気を付けるのはもちろんですが、マッチ運や相手の運にも助けられた部分がありました。そして、今回のシティリーグ優勝を受けてお祝いメッセージをくれた広島ポケカ勢の皆さん、そしてチームメンバーのきゃんとあお、ありがとう!JCSも頑張ろうと思うので、今後も応援してもらえると嬉しいです。
また、レギュ落ち前にシティリーグをはじめとした大型大会に出る方でミュウを使おうと検討している方の参考に少しでもなれば嬉しいです。TwitterのDMでも気になったところがあれば回答しようと思います。
最後に、ここまで読んでくれてありがとうございました。拙い文章だったと思いますが、自分の考えが少しでも伝われば幸いです。
それでは。良いポケカライフを。

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