すたみな太郎の口コミで有名な食べログ小説家「ビーフステーキ」さんのまとめ
食べログは飲食店の口コミを書くサイト
しかし、中には日記帳と勘違いして「朝から雨だったので新宿に行くのを辞めて駅前のマックに来た」…と言ったような「飲食店の口コミとしては無価値な情報」を書く人もいます。
今回紹介する「ビーフステーキ」さんは、日記どころか食べログでグルメを題材とした「小説」を書いている方です。
一番有名なのがすたみな太郎 NEXT 津田沼店の口コミ
ボーナスが出たら必ず来る店!!
一応大卒なので(自慢)正社員として雇われている俺、しかし仕事はハードで、ボーナスも社長の気分しだい、奨学金の返済とちょこちょこつまんだ消費者金融への返済で、ちょっとピンチな俺。そんなプチ貧乏な俺が、ボーナスが出るたびに来るのがこの店だ!
登場人物
・俺:俺
・O:競馬場で知り合った友人
・K:Oのお嫁さん。フィリピン人
~Oに電話をかける~
俺「ボーナスが出たので、すたみな太郎行きましょう!」
O「いいですね!私もこの前万馬券取ったので少し余裕があるんですよ、うちの嫁も連れて行っていいですか?」
俺「どうぞどうぞ!一緒に食べましょう!」
~待ち合わせ場所(津田沼駅南口2F広場)~
俺「お待たせしました」
O「ぜんぜん待ってませんよ」
K「イマキタトコロダヨ」
俺「早速行きましょう!Kさんは太郎初めてですよね、ルールとかご存知ですか?」
K「チョットワカラナイデス」
俺「まずは、肉はトングを使ってよく焼くこと、それから食べ残しはだめです。あと、太郎では、普通の店だと下品だと思われるようなメニューも自分で作っちゃお!ということである食材を使って、何でも自由に作れるのです!」
K「タノシミネ!ワタシ、肉タクサンタベル」
俺「チッチッチ!それは初心者のすることですよ!ありがちな間違いです。太郎のプロは、寿司!これをメインに組み立てるのが正解です」
O「お!ついたぞ!エレベータで4階に向かおう!」
~店に入る~
店員「いらっしゃいませ!」
店内をぐるりと見回す。内装もきれいだし、お洒落な感じだった。女子高生達がなんかの打ち上げ見たいな感じでビュッフェエリアにあふれている!活気にあふれているなぁ!
店員「お客様、当店の…」
俺&O「120分で!アルコール飲み放題は無し!トング使用などはわかってます!」
店員「(こいつらプロや…)」
俺&O「ハイボール、濃い目で、三つ!!」ドンッ!!
店員「(こいつら分かってる・・・)」
解説しよう!すたみな太郎では飲み放題は必要ない!濃い目のハイボールは3杯で象も失神するほど強烈である。これを注文して、あとは店のタダのソフトドリンクで割って飲むとアルコール代を節約できるのである!!!!
K「サア、タベモノをトリニイキマショウ」
俺「よし!ついておいで!」
~肉コーナー~
俺「ここでとるべきは、びっくりサムギョプサルと、プレミアムカルビ、それにしめじとネギだ!」
O「今日は、たれ、どうする?」
俺「そうさなぁ、今日はガッツリ行きたいから、にんにくとんこつで!!」
O「じゃあ俺は味噌ケチャップでいくよ!」
K「ワタシハ・・・」
俺&O「初心者はテーブルのタレで食っとけや!!(怒)」
・・・解説しよう!焼肉のタレも制限は無いのである。俺のえらんだ「にんにくとんこつ」とは、山盛りのにんにくに、ラーメンコーナーのとんこつラーメンのタレを原液のまま加えたものである、ガツンとくるしょっぱさのあとに広がるにんにく風味は、一度食べたらやめられない!
Oの選んだ「味噌ケチャップ」、これは、味噌ラーメンのタレ原液に、調味料コーナーのケチャップを加えたものである。これもケチャップの酸味と味噌のコクのバランスがたまらない一品である。
俺「ちなみに・・・びっくりサムギョプサルは、今日はどんな食べ方でいく?カレー?ハヤシ?ミートソース?」
K「タベカタ??フツウジャナイノデスカ?」
O「今日はハヤシで行こう!」
俺「おうよ!」
・・・解説しよう。びっくりサムギョプサルのような、味がついていない肉は最初に取って、好みのソース(カレー・ハヤシライス・ミートソース・トマトソース・その他調味料)に漬け込むのである!そして食べ放題後半戦でだれて来たときのカンフル剤にするのだ!是非試してほしい!
~お寿司コーナー~
俺「さっき店に入る前に、お寿司で組み立てる・・・って話をしたの覚えているかい?」
K「ハイ」
俺「お寿司は、本当に万能なんだよ、タダ焼くだけの肉とは違ってね!」
O「そうそう、俺はセパレートが得意…」
K「スゴイデスネ・・・」
・・・解説しよう!お寿司の可能性は無限大である。皿に並べて、そのままカレーなどをかけたり、ドンブリに入れて上からアツアツのカルビスープや塩モツ鍋のスープをかけて雑炊風に、ネタをはずして焼いた肉と一緒に食べれば寿司on theミート、シャリ部分を数個集め、握りなおしてしょうゆをかけながら網で焼けば、焼きおにぎり…等等、お寿司を中心に何でも作れるのである。Oの言うセパレートとは、寿司のネタとシャリを分けて食べるスタイルのことを指すのだ!
~ラーメンコーナー~
O「ここではラーメンは食べない、通はメンマとネギだ!!!」
K「!!!!ドンブリにメンマトネギをヤマモリに!!」
俺「そこに、タバスコを大量に振りかけるッ!!!」
・・・最強のおつまみの完成である・・・
俺「さあ!食べ始めよう!」
O&K「オーーーッ!!!!」120分という制限の中で、俺たちは食べ続ける。残すことは許されない・・・まるでスポーツのようだ。
120分後、俺達の胃ははちきれんばかりに膨張し、若干の後悔と吐き気に襲われるだろう。
でも俺たちは食べる!それが、俺達に出来る唯一の反政府運動だから・・・!
この口コミのコミカルさとインパクトに432人から「いいね!」がついています。
食べログにおいて400人以上の「いいね!」がつくことはそこまで珍しくはないですが、ビーフステーキさんようにフォローしている人数は1人のみ、口コミ数は21件というライトユーザーにしては驚異的な数字です。
ビーフステーキさんの口コミが好きすぎるので、口コミの登場人物(主人公Aと命名)のことをまとめてみました。尚、タイトルにも書いたようにビーフステーキさんの口コミは恐らく小説(フィクション)と思われます。
主人公A ()内は出典となる口コミ
坊主頭 (中華そば 瓢、ビーフステーキさんのトップページ画像)
大卒の正社員 (すたみな太郎 NEXT 津田沼店)
夜勤あり (しゃぶしゃぶ温野菜 津田沼駅前店)
築30年の木造借家住まい (壱角家 市川南口店)
妻帯者 (様々な口コミに妻が登場、恐らく専業主婦)
犬を飼っている (濃厚煮干し豚骨つけ麺の店)
高血圧を患っている (つけ麺中華そば 渕)
その他時系列
1978年(0歳) 主人公A誕生(うなぎ 和友)
2009年(31歳) 息子が誕生(らー麺 あけどや)
2013年(35歳) 父親が他界(ひさご亭 市川大野店)
2014年時点 祖母が存命(中華そば 瓢)
2016年春 息子が幼稚園を卒園、小学校入学(らー麺 あけどや)
基本的にはこの設定で書かれているのですが、唯一異なる作品が「うなぎ 和友」この作品だけは仕事を失って実家に寄生する孤独な中年が主人公です。主人公Bと言ったところでしょうか。
また、「磯料理 みずるめ」では休職中の設定です。
主人公Aの食べる量はまちまちであり、気分や体調にも大きく影響を受ける様子。
大食い設定の口コミ
ほっかほっか亭 市川店 家に夕食があるのに帰宅前にデラックス弁当を食べる
小食設定の口コミ
コストコ 幕張倉庫 (アメリカンサイズとはいえ)ピザ2枚で満腹
近年は年に1投稿ぐらいがビーフステーキさんの更新ペース
次回作が楽しみです!
※ビーフステーキさんの新作が発表された場合にはこのnoteで記事化して取り上げます。新作をいち早く知りたい方はフォローをお願いします。
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