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手間をかけずに、おうち多言語環境

<Alexaで自動おうち多言語環境>
前提:リビング/洗面所/寝室にAlexaスピーカー&Prime Music有料会員
1)アレクサで中国語・ドイツ語の童謡アルバムを見繕う
2)18時に3箇所のAlexaで各言語の童謡が流れる定型アクション設定

多言語クラブで有名なヒッポの方がお家のいろんなところで異なる言語をスピーカーで流している動画が面白くて、うちでも手軽にやってみようかと思い立った。

おうちの多言語環境を自動化

(1) Prime Musicのプレイリストを作成

Alexa用に、とりあえず中国語とドイツ語の、幼児向け音楽のプレイリストを作成。

中国語の音楽は @eigohomeめぐみさんの記事にあった3つのアルバムを入れたプレイリストを作成

ドイツ語の音楽は、ググって1分で見つけたアルバムを入れたプレイリスト作成(余裕があれば追って調査) https://music.amazon.co.jp/albums/B01MT730XY

(2)Alexaの定型アクション

保育園から帰宅する夕方に各Alexaデバイスから別の国の童謡が流れる設定。 17:30に洗面所のAlexaで中国語を流す設定例

Prime Musicプレイリスト名「中国語ソング」
Alexaアクション指定は「プレイリストの中国語ソング」 ※"の"重要
我が家は音量小さめ、4時間で自動終了設定

(3)多言語環境完成

やった感想、優しいリズムの幼児向け音楽なので心地悪くない!洗面所はよく通るので中国語いい感じ。寝室は寝るまで行かなかったので廊下の方がいいかも(リビング英語はいつも通り)。

多言語環境の目指すところ

我が家は、「子供が大学生の時に英語で専門家とのディスカッションを当たり前にできる状態であってほしい」というラインを目標にしている。英語については読み書き可能なバイリテラルを目指して欲しい。が、あくまでも英語は、人生に役立つ可能性が高いマジョリティな言語だからそれを重視してはいるものの、子供がどんな言語を使う人生を歩むかは分からない。
その一方で、脳は幼児期に聞いてこなかった言語についてはその細かな音を理解する能力を失うことから、幼児期に音としての言語は色々聞いておけたら良いなあとゆるりと考えていた。(なおペンローズの言語習得の臨界期説が"9歳"である説は否定される結果も多数出ている)

なお英語や多言語に堪能な医師の植村研一氏は、子供だけでなく大人も、多言語学習は基本的に耳からの習得を大事にされている。氏の記事を読んだところ、植村さんが60歳を過ぎてから12言語を学び、30分ロシア語で公演したり90分ポーランド語で講演したこともあるという話を聞いてびっくりした。一方で、大人として育った自分としても、多言語を聞き続けることは習得に効果があるのであろうと勇気が出た。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ninchishinkeikagaku/11/1/11_1_23/_pdf

無理のない範囲でおうち多言語やってみよ〜


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