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9/11配信 ふぇみ・ゼミ×トランスライツ勉強会 ポッドキャスト(第1回)

 2020年9月11日、ふぇみ・ゼミ×トランスライツ勉強会がポッドキャストを配信していたので聴いてみました(約30分・spotifyにも対応)。
 印象に残ったところをメモとして残しておきます。

<第1回のテーマ>
 1.ふぇみ・ゼミ×トランスライツ勉強とは?
 2.WANへの抗議、WAN編集担当からの「回答」について
 3.10/9のイベントについて

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1.ふぇみ・ゼミ×トランスライツ勉強とは?

 ふぇみ・ゼミ×トランスライツ勉強会は、「『現代思想』の千田さんの論考、ヤバいっすよね〜。アレ何なんすかね〜」という声がきっかけで始まり、トランスジェンダーに対する理解を深めるために読書会やパンフレットの作成などを行っている、とのこと。

2.WANへの抗議、WAN編集担当からの「回答」について

●8月12日 WAN掲載:石上卯乃さんのエッセイについて
・かなり巧妙に書かれている
・被害者性を装うことにかけては千田さんのより巧い、よく書けている
・懇願しているような感じ
・文脈や主語の省略がすごくある
・分かる人には分かるけど、分からずに「女性の真摯な恐怖」として受け止めてしまう人も
・WANがどっちなのかは今も明らかになっていないが、公開質問状への回答を見るにWANはもうダメだって感じ

※参考:ふぇみ・ゼミ×トランスライツ勉強会 公開質問状

●8月31日 WAN掲載:WANの回答について
・日本語的に伝わりにくい、意味が通りにくい箇所がある
・もう一人でも見ている人がいれば多分直せているような書き方
・結構雑な感じで返ってきているという第一印象
・WANって本当にダメだなってなって振っ切れた
・何も答えておらず完全に無視している
・こっちが親切に一問一答形式にしてあげたのに、則らなかった
・あの回答を出す神経、面の皮が厚い。あれは酷い
・公開質問状のPDFをそのままWANに勝手に掲載された
・編集担当からの回答だけで理事会からの声明が出ない。石上エッセイ掲載から1ヵ月も時間があったんだから出せるだろう。WANは出す気がない、やる気がない、問題があると思っていない。

3.10/9のイベントについて

 豪華なゲストを迎え、オンラインイベント「トランス差別とwebプラットフォームーなぜわたしたちが公開質問状を出したのか」を開催するそうです。

●ゲスト1:大学非常勤講師の能川元一氏
 WANが喚起している「議論」の問題性について、歴史修正主義者やオルタナ右翼のSNS活用を踏まえた話

●ゲスト2:小説家の李琴峰氏
 WANの石上エッセイ掲載問題や、トランス排除言説への問題意識などの話

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 皆さんもぜひ、石上卯乃さんの投稿(8/12)、ふぇみ・ゼミ×トランスライツ勉強会の公開質問状(8/17)、WANの回答(8/31)と読み比べながら聴いてみてください。

 個人的には、開始から24:55前後の「フェミニズム的なことを言いながらトランス排除を煽っている人たち…妖怪みたいな人たちが跋扈しているのを見て…」という部分が非常に衝撃的でした。

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