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ストリートピアノ動画における雑音?環境音?前方定位?音像定位?

この話題を書くのは何度目だろうか?
なんかでも届いている気がするので十分なのかな?
とはいえ理論的に素人が素人らしく素人にわかるように書いてみるのは
良い事なのだろうと思って書いてみましょう

環境音なのか雑音なのか?

さてここでいう雑音とはストリートピアノを取り巻く環境音です
なぜこれが雑音なの?と言う話になりますが
もちろんピアノの音を阻害する要因でもあるからです
またピアノが始まる前に環境音がかなり雑音として聞こえてしまうように
録れてしまう事を解りやすく理論的に素人目線から整理しようと思います
現在主流はスマホで動画を撮る方が多いと思います
もちろんデジカメの動画機能やビデオカメラを使う方も多いでしょう
これらの機材には自動マイク感度調節が付いています
大きな音に対して感度を落とし音割れを防ぎ
小さな音に対して感度を上げて音が拾えない事を防ぎます
ここで問題があります
ピアノの音が鳴る前はマイク感度は最大に近く環境音を拾おうとしとしています
これではとても大きな環境音に再生時に聴こえてしまい雑音と言って良いレベルになります
具体的に図にすると
緑=自動感度調節の動き 赤=ピアノの音 破線=環境音 黒=録音された音

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まず大体スタンダードな状態です
環境音とピアノの音の音量レベルに十分な差がありピアノの音を適度な大きさにするためにマイクの感度を落としている状態がこんな形です
動画の冒頭と演奏後に環境音が目立つ状態がこんな感じですね

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次に環境音とピアノの音の音量レベルにあまり差がない状態です
これはピアノから結構離れてしまっていると起こりがちです
また環境音が大きすぎてもこうなってしまうでしょう
あまりマイク感度も下がっておらず環境音が全体にかぶってしまい
ピアノの音が聞こえにくい動画になってしまうでしょう

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この状態はほぼ環境音が無くピアノも適正な距離でマイク自体の入力許容範囲内にピアノの音量が収まっている状態です
これくらいの状況だといくらマイク感度を上げても環境音もほぼ無い出だしで録音でき気持ちいい動画になることでしょう

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この状況はピアノの音量が大きすぎて再生時には音が割れてしまっている可能性があります
自動マイク感度調節も万能ではないですしマイク自体の性能面での許容範囲も考えなくてはなりません

またあくまで自動マイク感度調節は許容範囲を超えた時に感度を落とします
なので大きな音が入った瞬間は音が割れます
そして入力が耐えられるギリギリ一杯の所を使って録音します
そうすると大きな音の所は音の輪郭がつぶれるというか音がつぶれてしまいます
そして自動調節してしまうという事はピアノを弱く弾こうが強く弾こうが同じ音量にしようとされてしまうという事にもつながります
そういう意味でスマホで撮られた動画は曲の表情をスポイルしてしまう可能性があります

デジカメやビデオカメラ、スマホにつける外部マイクによっては
マイク感度をユーザーが決められるモデルがあります
もちろんPCMレコーダーでは普通に出来ることです
マイク感度をあらかじめピアノの音を録るのにちょうどいいくらいに下げておくことが出来ます
これの録音された音のイメージはこんな感じです
(線は上と同じです)

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黒い線が録音された音量の雰囲気です
環境音しかない所は環境音であるような音量に
ピアノが鳴ることによって大きくなっていきます
録音感度が一定なので音の強弱などの再現性も良くなります
初めから感度が抑えられているので環境音もあまり聞こえてきません
もちろんこの録音がストリートピアノ動画としてどうなのか?
と言う話はあります
環境音が合ってなんぼの物というのも判ります
なので複数台のカメラ(スマホ)で撮影しているのであれば
こういう条件で録れる機材(PCMレコーダー?)が一つあるとピアノの音を環境音に埋もれさせないとか次に説明する音像定位が動きにくい動画を作るのに有効な材料になるはずです
環境音バリバリの音声を環境音が良い感じに聞こえるように音量を下げて
こういう条件で録ってあるピアノの音合わせてあげるだけでピアノの音もしゃっきりするし音像定位も安定します

音像定位とはなんぞや?

よくヘッドホンなどを評価するのに
ちゃんと前から聞こえる
という言い方があります
これがぶっちゃけ音像定位です(^^ゞ
おいおいって感じですけれど人間の耳は聴こえてきた音により
それがどこから聞こえてくるかを判断することが出来ます
当然CDなどを聴いていれば目の前で歌っているように聞こえるのが
自然なはずです
さて動画の中でどうしてこの音像定位が必要な場面があるのでしょうか?
例えばカメラ(スマホ)をぐるりと振ったとします
そうするとカメラにマイクは付いているのですから
それにつられて正面の音が動いてしまいます
ピアノの音が右へ行ったり左へ行ったり、、、、
ピアノの反対側まで撮ってしまうとかなり音は聴こえなくなります
私はこの現象に対して否定派です(^^ゞ
映画などを見ていてもカメラが動いたからと言って音が聞こえているところを耳では正面で認識しているものです(^^ゞ
動画も同じでMVなども画面が切り替わったりパンなどしても音は前から聞こえます
この状況を出来ればストリートピアノ動画でも再現してほしいと思っています
まぁPCMレコーダーで別録りしたものでも良いですし
手元を撮るために固定したカメラでも良いです
その音声を軸にして音を編集するだけで音の聴こえ方は変わらなくなります
そしてピアノに近い位置で撮ったものであれば演奏中の雑音も少ないはずです
カメラの動きが無く雑音も少ない音声をメインの音声として使って音像定位のフラフラしない動画を作りませんか?(願望)


と、、、、
素人が勝手にほざいたnoteでした(^^ゞ

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