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人間の耳は優秀だ(^^ゞとかとか

人間の耳は優秀である

目も同じように優秀だ
さて何が言いたいかというと
人間の目や耳は見たいもの聴きたいもの選別して
良く見・良く聞こえるように自動でしているという事
だから意外とストピ現場でピアノを聴いていると
環境音は気にならない
しかし録音とか録画してしまうと環境音は
気になる雑音になってしまうことが多い
だからピアノの音を自分で聴いているかのような
環境音と同じ程度に際立たせた動画に仕上げていくのは
非常に有効な手段たと思う
もちろん非常に手間のかかる作業ではある(^^ゞ
PCMレコーダーで録った音声とスマホで撮った動画の音声を
ピッタリ同じタイミングでミキシングしなければならない
またPCMレコーダーは音が割れないように録音する機能があるので
音量ピークが割れないところになり全体に音が小さく録れてしまう
スマホは逆に音が割れる限界の辺りで何時でも録ろうとしてしまうので
(通話とかにはその方が有用でしょ?そのままの設定なことが多い)
音量が大きい
意外とバランスを取るのは難しいです
そして聴きたいと思っている人の演奏後のつぶやきなんかも
人の耳は拾ってしまうのでそれもさり気なく大きくしたり
演奏後の拍手も大きめに聴こえるので大きくしたり
なんとなく自然に聴こえる音声を作るのって難しいものです(^^ゞ

自然に聴こえるステレオとは?

距離計というものをご存じだろうか?
測距儀とも言います
距離を計測するためのものです
原理としては三角法によって距離を自動で求めるための機構が入っているものですが三角法なので基準となる距離(手元の左右の長さ)が長いほど正確な距離が測れます
これを基線長と言います(戦艦大和の測距儀の基線長は15メートルだったということです)
さてなんでステレオの話に基線長の話が出るんじゃ?と謎でしょう
人間の目は左右に離れていることによって大体の距離をつかんでいます
片目で歩くと距離感がつかめずぶつかりやすくなるのはこのせいです
耳も左右に離れていますね?
音の聴こえ方によっても距離を測っていたりするんです
このnoteのトップ画像にPCMレコーダーの画像が貼ってありますが
マイクが2個ついています
ステレオで録るためなんですが自然なステレオで録音するためには
本来は人間の耳の左右の距離と同程度の間隔でマイクを置いた方が
自然に聴こえるステレオになります
ん~~~何となく説明しやすい画像とか探したんだけど見つかりません

http://iinekrec.com/concert/

ああ!ここなんか言いたい事が良く分かりそうです(^^ゞ
ちなみに私は大抵モノラルで録っているので上の画像のようなセッティングで使っていますがこの状態で録るステレオをXY方式で録音したものと
呼ばれることがあります
マイクのむいている方向でAB方式XY方式の2種類のレコーダーがあり
DR-07Xではマイクを動かすことによって両方対応できます
PCMレコーダーのAB方式の場合マイクが外を向いていることもあり
正面の音が弱く感じると思います
そのかわり右から左へといった臨場感は出しやすそうです
XY方式ではマイクが内向きで右のマイクは実際には左の音を録り左のマイクは右の音を録っています
集音角度が正面で重なっているため正面の音を拾うには都合がいい方式だと言えます
ただ左右からだんだん近づいてくるような音のには鈍感になってしまいます
人間の耳の性能上こちらの方が自然な聴こえ方になるため音楽録音用レコーダーなどはこの方式を採用しているものが多くあります
もうちょっと変わった録音方法にはXperiaでしか使えませんが
有線のソニー純正ノイズキャンセリングイヤホンを使って
ノイズキャンセル用のマイクを使ったステレオ録音があります
完全に耳の位置から音を拾うという手段ですね
やったことが無いので音質はどうかなどは分かりませんが
こんな方法もあるよって事で(^^ゞ

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