アトツギの挑戦#3「Re:BORNし続ける創業98年の精肉店 加工品製造、その先へ」
「朝早いし、きついし。本当に、肉屋にはなりたくなかった・・・」新規事業アイデアを競うピッチイベント「アトツギ甲子園」でファイナリストに選ばれたこともある中村拓也さん。
100年続く魚久精肉総本店(久留米市中央町)の4代目だが、彼の口から聞かれたのは意外な言葉だった。
大学卒業後はダンボールを製造する会社に入った。先代からも事業継承を求められることはなかったと話すが、2017年に自らの意志で家業に入った。
中村さん
「肉屋として地域貢献したい、生産者支援がしたいという二つ