こはち亭お好み焼き道場へ ようこそ!!

「はじめに」
1.自己紹介
私は静岡県浜松市で2003年から20年お好み焼き店を経営していました。店名が「お好み焼き工房こはち亭」といいます。


ここ数年、飲食業界をとりまく環境は大変厳しいものがあります。食材の仕入れ価格高騰、光熱費の高騰、人件費の高騰、人手不足etc。

昨年3月に値上げをしましたが、それから来店されなくなってしまったお客様が数名おり、B級グルメの範疇としては、これ以上の値上げは厳しいと痛感した次第です。
しかしながら、この値上げ後も海産物やソース等が値上がりし、大変厳しい経営を強いられる様になりました。
思いつく限り、仕入れ先を見直し、一部のソースを手作りに切り替える等の努力はしましたが、経営状態が上向く事は無く、やむなくお好み焼き店→カレー店へ業態展開をする決断を致しました。

お好み焼き店の閉店を発表した際、かなりの数のお客様からお叱りや残念だという声を頂きました。

どこかのお店が私が開発したレシピを採用して下さるか、あるいは記事を読んだ方がご自身でお好み焼きを作って下さったりしたら、少しはそういった方達が救われると思い、このno+eにレシピを公開する事にした次第です。このレシピが皆様のお役に立てれば幸いです。

2.私がお好み焼き店を目指したきっかけ
私が高校生の頃、学校の裏に駄菓子屋風のお好み焼き店がありました。今は閉店してしまいましたが、「法枝米穀店」というお店でした。
ここのお好み焼きが絶品でして。
いつも放課後食べに行くと、並ばないと食べられないお店でした。

そんな中ふと、「法枝米穀店の味を目指して、お好み焼きの生地研究をしてみよう」という気持ちが湧いてきました。
たまたま1人暮らしをしていた友人がおり、彼の家のキッチンを借り、2人で生地研究がスタートしたのでした。

色々な食材等を生地に混ぜていたのですが、最初は酷い味でした(笑)
しかし、ある日偶然入れた食材が劇的に味を変える事を発見したのです。

焼いた生地は柔らかく、そしてコクが出る。

このレシピは私達の宝物になりました。

その後社会人となり、友人達とのキャンプや職場(当時サラリーマンをしていました)の歓送迎会等で振る舞った所、大変好評で。
「このお好み焼きをいつか世に出してみたい」と思う様になりました。

そこから10数年。会社を辞め、お好み焼き店で修行後「お好み焼き工房こはち亭」を開業しました。

お好み焼き関西風。2種類のソース使用。
遠州焼き。ふわトロな生地が人気でした。

当店では遠州焼き用生地、ネギ焼き用生地の2種類の生地を作っていました。
生地レシピについては有料記事とさせて頂きます。
焼き方等は無料公開致します。

この記事を読んで下さっている皆様、1ランク上のお好み焼きを作ってみませんか?
是非ご一読下さいませ🙆‍♂️

#お好み焼き #遠州焼き #こはち亭




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