シラバス。
相手を好きな時、人はその人に夢を見ているのかもしれない。何が正しくて、何が本当かさえもわからない。もはや本当に好きなのかもわからない。
夢というのはみている間はそうだと気付けないから夢なのであって、気づいてしまえばあっという間に醒めてしまう。そしてその時に後悔をしたり、そのことを馬鹿にして自分を取り繕う。
ただ、一つだけ言えると思うのは、夢を見なければそれは恋ではないのかもしれない。現実というものから抜け出して、何もかもが相手に向いて、自分が自分のことを保てないほどに全力な。それまで捨てられなかった何かさえも捨ててしまいそうな勢いで。がむしゃらに、不器用に、必死で。
そんな相手に出会いたいものだと、僕の友たちをみて、そう思う。全力を人前で出すのが苦手で、「それなり」というやつが上手くて。シラバスをサッとみてどんな授業かわかってしまうような。きっとそうなるであろう結果を導くことができてしまって。数%に賭けようともしない。挑戦しないでいることが、悪いことだとは思わないが。全力な彼らをみて、たまになんだか悲しくなる。
人はそう簡単には何年も積み重ねてきた生き方を変えられないし、変わらない。
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