僕の特別なバナナ

本当のこと隠したくて嘘をついた
恋やキスもセクシーだってずっと待っている
喋りすぎる僕らのやまないコマーシャル

スカートの裾から部屋番号を探し出した

幸せな午後が欲しいだけさ
ざわめかないてスライドしよう
君の恋の遍歴は聞き飽きた
ピアノの音できこえないよ

聞こえないふりしたナポリタン
君とはうまくやっていけないよ

ピアノバーで投げやりな言葉
きみのトリックとキャンディーな瞳
つづくサイケは忙しすぎる僕らの指つかい

あしたの午後が欲しいだけさ
またたかないでシンプルに

夏の終わり

でたらめだらけ

ずっと欲しかったのはカメラじゃないし
ずっと聞きたかったのはピアノじゃないし
ずっと見たかったのは...

本当のこと何も言わないでわかれたから

君のプライド傷つけたくって
冷たすぎる手がかりに終止符を

「きみのサイケデリックは聞き飽きた！」

巻き終わりを告げるナポリタンがしゃくに触る
君とはうまくやっていけないよ

さぁ、目を閉じて。
さぁ、目を閉じて答えて。
さぁ、目を閉じて目隠しするから。

何もみなくていいから耳をかして
おしゃべりな口をとじよう

「カカオ味のタバコが吸いたい」

メキシコの混戦電話みたいなきみ
知ってるきみのほんとうはつまらない
無口で沈黙、とても退屈なひと

意味のない言葉やめなよ
見えない花束さがすなよ

ありふれた言葉を抱きしめ恋をする
君のくちにドライフルーツをつめこむから

寒い冬がもうすぐ
真冬の引力に赤いボクシンググローヴ

君のプライドを傷つけて
冷たすぎるほっぺたにキスをする

ずっと欲しかったのはカメラじゃない
ずっと聞きたかったのはピアノじゃない
階段下の眠らない街並み
ドアの向こう気付かないできみは僕に恋してる

君とはうまくやっていけないよ

僕ら目をつぶるだろう
恋もキスもセクシーまでもう少し
見つめ合う午後3時のキスまで
きみのドライフルーツ探し出す
僕の特別なバナナ