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当事者意識

今コメダで聞き覚えのある曲が流れている。

〜stay with me


記憶をたどると4年前の教育実習で、運動会の団技で中学生たちが踊っていた曲だ。

鮮明に思い出した、彼ら彼女らの踊りを見て当時の僕が、あぁ教師っていいなとしみじみ思ったことを。実習を経験して改めて教職を志したのだった。


当時の感情に偽りはない。

高校教諭になった今、その感動の裏では懸命に働く教師たちの存在があったのだと気付かされた。もちろん実習中も教師たちの働き方を間近でみて、その大変さはなんとなく感じていたとは思うが、自分が教師になった今だからこそ当時は「お客さん」だったのだと感じる。

ではいまはどうか。今は正直「勉強しにきている」のだと思う。初任者の僕は、いまだ学生気分が抜けきらず、今年は勉強だというマインドでここまでやってきた。

それが良いことなのか、悪いことなのかはわからないが一つ言えるのは、今の自分に当時裏方で懸命に働いていた教師たちには到底及ばないということだ。

そしてそれは、僕の教師としての当事者意識の低さがもたらしているのだと思う。


本当に教員になりたかったのか?

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