「私のせい」をやめてみる
私がつい口癖のように謝ってしまうのを止めるために考えた理由・・・・・それは「私が謝ることで相手の器を小さくしてしまうから」必要でない場面で謝るのはやめる、でした。
もう一つ理由を持っています。
相手の器を小さくしてしまうという理由の場合は「謝る」=「許されたい」が起点でしたが、このもう一つの理由の場合は「謝る」=「自分のせい」という点から始めます。
相手の機嫌が悪いのは「私のせいだ」からだ。だから謝る。
これは私がよくやってしまうことでした。本当に機嫌が悪いかどうかは分からないので、機嫌が「悪そうだ」ですね。
こんなの想像の想像で、もはや妄想なのは今ならわかるのですが、当事者であるときには申し訳ないような気持ちになるし、居心地の悪さも手伝って謝ってしまっていました。
一旦ここで私は逆の立場、つまり自分の機嫌が悪かったとして目の前の人に謝られた場合を想像してみました。
私なら恥ずかしい。
自分の機嫌が悪く見えることもだし、相手のせいにしているように見えることも。
私の機嫌や感情は私のもので、相手に操作されていたくない。
相手の行動に私の感情を明け渡したくない。
私の感情は私のせいでいい。
私ならそう思います。
・・・・・・じゃあ、だったら相手のせいじゃない(笑)
相手が機嫌が悪かった場合に戻してみたら、
じゃあ、だったら私のせいじゃない(笑)
ということです!!
でも言葉遊びではなくて、本当に思うのです。
自分の感情を相手のせいにしてしまうのは、自分の感情を自分でコントロールできない人間ですって言っているようなもの。
私が必要のない場面で謝ることについても同じことが言えそうです。
相手の顔色を想像しただけで「申し訳ない」って感情を持ってしまっていることは、つまり「あなたが機嫌よくしてくれないから私が申し訳なく思っちゃた」ってことでもあるのです。
「私は自分の感情は自分でコントロールできるし、相手の感情も奪いたくないから」必要のない場面で謝るのをやめる。
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