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【ミスチル自分史】(3)そして、高校生のころ

トップ画像は、yoshitravelogueさんからお借りしました。ありがとうございます!


私が高校生になったのは、1998年のこと。この時期、Mr.Childrenは活動を一時休止していて、「解散説」なんかも勝手に報道されていたような記憶がある。

「好きになったのに、活動止まっているのか…」なんて思っていた。その間に「ニシエヒガシエ」がリリースされていたが、本人たちはテレビやPVには出ていなかった気がする。

そして、高校1年生の10月に、「終わりなき旅」がリリースされた。まず、シングルCDのジャケットを見て、本当にかっこいいと思った。当時、私はバンド活動を始めていて(担当はベース)、バンドでいろんな曲をコピーしていたが、この「終わりなき旅」も演奏していた(あと「名もなき詩」も)。

アルバム「DISCOVERY」がリリース。自転車通学しながら、MDウォークマンで、「I'll be」「終わりなき旅」「Image」の3曲を何度も何度も聴いていたことを覚えている。そのあたりから、私の音楽の中心にMr.Childrenが位置するようになり、人生の中心に位置するようになった。

それと合わせて、昔のアルバムにも遡るようになり、
『これが有名な「Over」という曲かー!』とか、
『”顔の割に小さな胸”ってなんだろう』とか、
「LOVE」の歌詞に出てくる男の物語を自分に重ねてみたりだとか、
高校サボって横浜駅の裏道をぶらつきながら、「Another Mind」が妙に胸に響いていたりだとか、
そんな高校生だった。

「口笛」は、高校2年生の秋のモノ寂しい季節のことを思い起こす。モスバーガーのバイトでバイク配達しながら、女の子にメールしていた頃のこと(当時はJ-PHONEだ)。「NOT FOUND」は、高3の夏休みの受験勉強とともにあった。

高3の9月にアルバム「Q」がリリースされた。「Everything is made from a dream」の切ないイントロは、秋から冬にかけての心の寂しさに重なった。「その向こうへ行こう」の『さぁ一発でクリアしよう』『さぁ簡単にクリアしよう』という歌詞は、自分の背中を押してくれて、大学受験の結果、第一志望合格にたどり着いたのだ。