気づきのメンタルヘルス(自分の限界)
ABC理論の説明
感情には構造があります。それがABC理論です。この方法を使うと自分の思い込みに気づきやすくなります。自分の認知/思い込み(B:Belief)に気づくと楽になることがたくさんあります。以下を参考にして、やってみてください!
ABC(DE)理論とは、感情の構造を以下で示したものです。
A Acrivating event(出来事)
B Belief(信条、認知、思い込み)
C Consequence(結果、感情)
D Dispute(反論、アドバイス)
E Effects(望む結果、Dによる効果)
以下は時系列でA→C→B→E→Dで書いています。
あくまで私の例なので、認知は人によって違います。
参考にしていただけれた幸いです。
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感情の構造と解説
A(出来事):先輩に心療内科に行くことを勧められた
C(感情) :そんなところには行けないと感じた
B(認知) :チームメンバーを残して、仕事が完了していないのに、心療内科などに行くべきではない
E(望む結果):自分の限界を認識して診療内科に行く
D(反論・アドバイス):チームメンバーに迷惑をかけてまで、そこに残らなくていいんじゃない?きっとわかってくれるよ。
トラブルプロジェクトに参画し、鬱病になる直前、心療内科に行くかどうするか悩んだ時の話です。
この時、当初はBにあるような認知でした。心療内科に行けば、きっとチームを抜けることになるのも、感覚としてわかっていました。なので余計に行くべきではないと思っていました。
ですが、作業をしている中で、簡単な作業指示にも、頭が真っ白なって作業ができない経験をした以降、このままいることで逆に迷惑なのではないか?と考えるようになりました。
それがある意味、自分の認知を強制的に変えたのかなと思います。
この諦めにも似た感情のおかげで、さらに状態を悪化させないところでストップがかけられたのかなと今は思います。そうでなければ、このまま無理に仕事をし続け、状況を悪化させて鬱病を克服するのにも時間がかかったのではないかと思います。
ここまで行ったら、というより行く前から、無理しすぎなくていいんです。この働き方改革の世の中で、ここまで疲弊して鬱病を悪化させる働き方はナンセンスだと思います。
頑張ることはいいこうとだと思いますが、限界を超えるのは、はっきりとダメだと言い切れます。
自分だけではないんです。立場もありますが、早めにアラートを上げて、休むことも大事です。
休むべきではない!は、ほどほどに。
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