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ボクと四次元と馬鹿フェスで受け取ったもの

天神地下街を抜け地上に上がるとうだるような暑さだった。
今年の夏はとにかく暑さがやばい気がする。
ショッパーズの裏手の方にまわると
そのライブハウスはある。
パブリックスペース四次元。

ちょうど昨年の今日、8月11日
“どん“が開催された。しかし主催バンドが流行病にかかり
開催はされたが主催バンドが出れないという事態。
ボクも予約していたのだが、なんと同じく流行病に罹患していけなかった。
その後、12月17日に復讐のレコ発「どん」が開催。
しかし、この日出演予定だったくっつくパピーが体調不良によりキャンセル。

そして、2023年8月11日
あんどん馬鹿馬主催「馬鹿フェス」開催。
まさにフェスで昼から夜までの長丁場である。
2階に上がる。細く仄暗い廊下の先に受付がある。
久しぶりのライブハウスに来ると緊張感があるな。
ちょうど、今日ボギーさんのツイートで見たとある記事を思い出す。

そもそもライブハウスは決して“安全な場所”じゃない。ドアを1枚開けて中に入ったが最後、一生が変わるかもしれないものと出会う場所なんで。ちっともセーフティな場所じゃないんですよ。

https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/atsuo1

一生が変わる経験をするかもしれない、そんな場所であるライブハウス。緊張してしまうのも当然なのかもしれない。まぁボクの場合はコミュ障だからというのもあるが。
受付を済ませライブスペースの方へ向かうと、あんどん馬鹿馬のメンバーの方とまんなみさんが。
「UTEROもあるのに来てくれてありがとう」
めっちゃツイート見られてるやん(笑)

そして開演。
一組目は「くっつくパピー」

復讐のレコ発どんでは体調不良でキャンセルとなり年をあけて4月のライブを最後に
メンバー2人が抜けもうりさん1人となってからしばらくライブがなかったんだけど
あんどん馬鹿馬のメンバーのサポートが入ってのライブ!めちゃくちゃ良い!
新曲も良かったです。ありがとう。

二組目は「ドペクターズ」
オカダさんが引っ越して中々福岡でのライブ見れないので貴重です。
まんなみさんのドラムも相変わらず良き。
ex.ドペクターズのましこさん(清川四畳半)も来てた。
ドペクターズこれからも推してまいりますので、よろしくお願いします。

三組目は「みずすまし」

初見。いいですね!特に
3曲目がめちゃくちゃ良かった!
ドラムサポートにあんどん馬鹿馬のヤッシーさん。
馬鹿馬メンバー頑張るなぁ!

四組目「ダム狂い」
良いですね
安定の良さです。

五組目「Tonto」
鹿児島のバンド。やばい。すごかった。
多分ボーカルの方は『亀仙流』で修行して
迫力のボイスを手に入れたはず。(○に亀の字が入ったTシャツ着てただけですすみません)

六組目は「YELLOW HANDKER CHIEF」
めちゃくちゃかっこよかった。
福岡のバンドは層が厚いなぁ。まだまだ良いバンドがたくさんいる。

七組目「忘れてモーテルズ」
去年の夏のどんに来るので楽しみにしていたのに残念ながら流行病に罹患したせいで
いけずに見れなかったリベンジ。
めちゃくちゃ人気で女性陣がドワっと前方に集ってあれよあれよと後ろの方で
見ざるおえなかった。

八組目「about a ROOM」初見。
やばい、めっちゃ好き。
今回初見の中では一番好きかもしれない。

九組目「イヌガヨ」
こっちもすごい人気でファンが最前に押し寄せる。
めちゃくちゃ盛り上がりましたね。


十組目「藤本じん」
復讐のレコ発どん 以来なので久しぶりでした。
相変わらず素敵な弾き語りで心に沁みます。

そして
トリ。
「あんどん馬鹿馬」

めちゃくちゃ最高だった。
この気持ち、想いを伝える語彙力がありません。
ありがとう

ボクは日々、つまらない仕事を続け、面白くもない毎日を
ただただ繰り返している。
クソみたいな現実という強敵と対峙する力を欲しくて
ボクはライブハウスの重たいドアを開くのだ。
人生を変えるかもしれない何かを受け取るために。

あんどん馬鹿馬の皆さんその他の演者の皆様、しっかりと受け取りました。

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