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群情-アライさん卒業、皆の温かい思いを感じた

シン・仮面ライダー8回目の鑑賞を終え外に出たボクは家路に向かって歩み出す。
ちょっと暑さも感じるがいい天気だ。青い空を見上げながら歩きながら物思いに耽る。
そうか、今朝アライさんをお見送りしたんだ。アライさんはもう福岡にいないんだ。じわじわと実感が湧いてくる。歩きながら昨日の事を思い出す。


4月30日、ライブハウス秘密に向かうためにボクは部屋を出ようとする。
ボクの目線はドアの内側に貼っている屋内熱帯の夜Vol.1のポスターへ。
SANSOのリリースライブ、2121年の11月か。いよいよ今日はVol.4アライさんの卒業ライブだ。
外に出ると、めちゃくちゃ天気が良かった。アライさんの卒業を祝ってくれているように感じる。
地下鉄福岡空港駅より車両に飛び乗り赤坂へ。通い慣れた道を通り
ライブハウス秘密へ。
恒例の入り口の手書き看板の写真を撮る。アライさんの似顔絵かわいい。

いつのもピエロくんのあたりまで来るとMaSさんTKさんがいた。
受付で支払いを済ませる。
カウンターでビールを頼みMaSさんと乾杯。
お客さんたくさん集まっている。愛されているなぁアライさん。

開演までは話たりぼーっとしたりして過ごす。開演時間が近づき
ボクは徐に片手に持った鳥獣戯画のトートバッグからアクションカムを取り出す。
自撮り棒を取り付けスタンバイ。久しぶりに動画を撮るつもりだった。
アライさんのCobalt boyでの最後?のステージを撮っておきたかった。
そして開演。
毛利さんが、笑顔でスマホをこちらに向けながら出てきた。
1曲目 A Drawing Boy!!ヤバい
そして2曲目はSwim Good
SANSOの曲順じゃないかー!
3曲目の新曲ブレス?
とても好きな感じだ。いいね!
知ってる曲はすべて口ずさんでしまう
Cobalt boy
最高だよ
第一部の後半に
Lights
ヤバいよなきそうなるわ
めっちゃ好きな曲。

そして一部が終了して休憩時間。
観客にはたくさんの顔を見知った方々が。ボクはコミュ障なので話したことは少なくても見たことある人はたくさんいます。
みっちねぇさん曰くフクオカライブハウスおじさん三銃士も今日は全員揃っていた。
bar Amonのひめのさんも。
いつの頃からかCobalt boyのライブでみかけるようになった子供さん連れの方。
NYAIの面々も!
あすかさんから二人の写真撮って〜と言われて見ると、元NYAIのドラマー、ジョアさんとNYAIのキーボードABEさんが!
パシャリ。
やすますさんも来ていた。
こんなん、最高やんアライさんがいたthe camps、そのやすますさんがアライさんのCobalt boy卒業ライブに来る。
すごいよ。あったかいよ福岡のバンドマン。

そして第2部がはじまる。
新旧おりまぜた、ライブ。
もう、最高しかなかった。
途中、毛利さんが終わりたくない。と。
ボクもそう思った。このライブが終わると
アライさんはCobalt boy卒業しちゃうんだ。悲しい。
第2部の後半、ボクは必死に涙を堪えようとしていた。もともと涙腺が弱いので。でもアライさんを笑って送りたい。
しみったれた感じはいやだなと思っていた。
ふと観客側を見渡す。
いつものノリノリな感じで踊るMaSさん、髭公さん。そしてみっちねぇさんは泣いていた。分かります。ボクも泣きそうでした。
そして、MOTOKOさんもステージに。豪華すぎる。
アンコールも終わり。終演。
トークコーナー。
べるこさん不在になってからのベースサポートのえいきちさんからの手紙、そしてべるこさんからの手紙。あったかい。愛されているアライさん。
最後はべるこさん電話出演。
良き。

トークコーナー終わり、チェキ撮影が始まる。もちろんボクも撮ってもらいました。チェキのサインにいつもの猫のイラスト。
色々な方がアライさんとチェキを撮り語り合う。
そんな姿を見ていたら、やすますさんがアライさんとチェキを撮る。その後、握手からの抱擁。
やばすぎた。本当泣きそうになった。
the campsのラストライブの時にやすますさんが「メンバーが抜けたり変わるような事になる時はthe campsは解散するつもりだった」的な事を言っていた事を思い出した。やすますさんにとってはあのメンバーがそろってこそのthe campsだったんだな。と勝手に思ったりした。
その様子を見届けたボクは帰るつもりだった。

すると、MaSさんから明日休みなら折角なんだから残って皆んなでご飯食べに行こうよと言われる。まぁ確かにそうだなと思いライブ終演後の余韻がこもった秘密で色々な方とおしゃべりしたりして過ごす。
元々コミュ障で自分から話しかけることがあんまりないのだけど、福岡のライブハウスはあったかいもので声かけてくれる方がいます。ありがたい。
コミュ障だけどコミュニケーションとりたくないわけではないので話しかけられて心の中では心底喜んでいます。
毛利さんの前バンド、ライスボウルでもベースをしていて新生Cobalt boyでもベースをやられているわきもとさんが話しかけてくれた。UTEROとかでもすれ違ったことあるけど声かけてもらったりなかったのですごいびっくりしました。しかもまさか、ボクがTwitterのもときであるという認識もあったとは・・・。

そして、晩御飯を食べに行きました。
錚々たるメンバーでご飯を食べました。
目の前に、わきもとさんと珈奈さんが座って、えげつない緊張した。コミュ障なんとかしろ。
色々なお話をしたなぁ。MaSさんの音楽の話はやっぱり表現がすごいなぁと思う。
ボクは、いいとかかっこいい、すごい〜とかしかないもんな〜語彙が・・・。
音楽の知識がないからなぁ、基本いいと感じるかどうかの感性でしか音楽を聴いてないし今後もそうだと思う。
Cobalt boyはアライさんが卒業しちゃったけど、新しい風が吹いていくんじゃないかなとても楽しみにしています。
まずはアライさんのドラムが聴ける2ndアルバムが楽しみだなぁ。

タクシーで帰るつもりだったけど送っていただいて帰宅する。
時計を見ると2時過ぎていた。
そうか〜終わっちゃったな〜アライさん卒業ライブ。
でも
まだだ。
明日、福岡空港へお見送りに行くんだ。
明日が休みで良かった。8時ぐらいに空港に集合だそうだ。

目が覚めると6時。おじさんの朝は早いのだ。長時間いっぺんに寝てなどいられない。
ぼーっとしている。まだ眠いが、今寝ると流石に寝過ごしそうだ。
「アレクサ、アップルミュージックでCobalt boy流して」
「アップルミュージックでCobalt boyを再生します」
Swim goodが流れじめる。
やるなアレクサ。ナイスチョイス。
コバボを聴きながら、ちょこちょこ絵を描いたり、昨日のライブの写真の整理等行う。
動画は、持っていったアクションカムが1時間連続録画したところで充電切れで二部が撮れなかったのが残念だ。
そして、ボクは空港へ向かう。

そういえば、出発北口か南口か聞いてないぞ・・・。
これは参った。コバボの方の連絡先なぞ知らぬし。とりあえずMaSさんにLINEする。
MaSさんが毛利さんに聞いてくれて南口と判明。
MaSさんみっちねえさん、TKさんと合流。南口へ行くが見当たらず。1階の手荷物預けるとこへ。そしてアライさんたちとも合流。
保安検査場南口へ。
すると、やすますさんが来た!
すごい、やばい、こんな揃ったらやばいやん。
皆んなで記念撮影する。
この中にボクなんかが混じっていいのだろうか・・・。
ただの観客なのに。

そうこうしている間にあっという間に時間は訪れる。
集まった皆んなにアライさんが語り、一人一人と握手してくれる。
偶然ではあるが最後がボクとの握手。
アライさんは「漫画楽しみにしています」と。
そして検査場の列へと。ずっとこちらを向いて手を振りながら行かれました。
ありがとうございました。

4階に展望デッキがあるので皆んなで見送ろいうとデッキへ。
素晴らしい天気。
アライさんの出発を祝っているかのよう。
ここでもやすますさんと少し話をしたり、TKさんと少しお話ししたり。
これまでのコミュ障のボクでは考えられない、会話をするという状況。
まぁコミュ障は一生治らないけど、それでも少しは喋れるようになれたのかな。
そしてアライさんの乗るスターフライヤーは離陸して行きました。
やすますさんは帰られ。
TKさんも秘密へ。
毛利さん、他数名で朝ごはんをやりうどんで食べました。
ボクは10時50分のシン・仮面ライダーを見る予定がありお金を支払い
早々にMaSさんに声かけてバス停に向かってしまったため、毛利さんに
あいさつもせず、バスに乗ってから「あ〜やってもうた〜」と思いました。

ボクは、コミュ障で人見知りなのに人がたくさん来るライブハウスに通ってしまうという変な癖がございまして。
でも福岡の音楽が大好きで行きます。本当は、面と向かって伝えられるのが一番なんだろうけど、それができないし音楽知識もないし音楽知識がつく気もしないし
ただ感性で良いと思った音楽を聴いて「良い」というだけの人間なのです。
そんな中で、少しでも思いを伝える手段として選んだのがTwitterでありnoteであり
漫画なのです。
ここ最近は、本当に激動だなと感じていて、the camps解散。Cobalt boyのメンバー卒業、ドペクターズのオカダさんが実家に帰ってドペクターズの活動減。あと
てか、ミランバーズ!よしのさん抜けてどうなったん!ソノカワさん!!
まぁ、ここ数年ライブに行くようになってからバンドを続けるっていう大変さというのも分かってきました。でも好きな人たちはずっと音楽続けていて欲しい。本当に。
できる限りライブに行きます。
ボクはみなさんの音楽を定期的に摂取しないと生活が立ち行かなくなります。そうなってしまいました。これからもよろしくお願いします。

卒業ライブ前のBoys don’t blueへ送ったお便りを再掲。

あと少しで、アライさん卒業ライブですね。
思い返すと、2019年3月にUTEROで見たのがボクのCobalt boyを知るきっかけでした。
その後数回ライブを拝見したり、インストアライブに行ったり。
とても楽しい日々のひとつにCobalt boyの音楽がありました。
ボクは楽器や音楽などに詳しくないので正しいかどうかも分かりませんが
アライさんのドラムはどこか優しさを感じてとても好きです。
これから福岡のライブハウスでアライさんのドラムを聴けなくなることが本当に寂しく思います。
ボクは人見知りが激しいのでライブハウスでお会いしてもお話しすることができませんでしたのでこの度お便りをしました。
Cobalt boyのDr.としてのアライさんを知ることが出来たことが嬉しかったです。
ありがとうございました。
そしてCobalt boyのこれからにも楽しみにしています。

アライさんがみんなと握手をしてくれるシーンを打ち始めたところで
めっちゃ急に実感が湧いてきて、涙が出てしばらく打てなかった。
でも今日中になんとか、書き上げることが出来た。

2023年5月1日     もとき   
Cobalt boyを聴きながら。

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