元警察官ケイが、警察官採用試験に本気で合格するつもりで自己PR例文を考えた(警察官自己PR)
こんにちは
警察官を約10年勤め、子育てしたくて退職した元警察官のケイです
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ツイッターやブログを見てもらえればわかるように、私は間違いなく警察官をやっていた元警察官です。
元警察官のフリをした偽物ではありません。
さて、そんな私が今回
自分がこれから警察官採用試験を受けるつもりで、本気で合格するための自己PRを考えてみました
大切なことなので、もう一度繰り返しますが、本気で合格するつもりで考えました
他の受験生ではなく、絶対に自分を採用した方がいいと思ってもらうための自己PRを考えました。
構想と練り直しで2週間以上はかかりました。
何のためかというと、本気で警察官になりたいと思っている人のためです。
警察官になりたいという気持ちは本気だけど、自己PRで何をどう伝えたら合格できるのわからず悩んでいる。
そんな人のために作りました。
きっかけは上位サイトに掲載されている自己PR例文の酷さ
なぜ自己PRの例文を作ってみようと思ったのかというと、それは、ネット上に掲載されてる自己PR例文が、あまりにもひどいものばかりだからです
警察官試験を目指しているあなたなら一度は検索したことがあると思います
「警察官自己PR(自己アピール)」などのキーワード
すると、上位表示されるサイトに出てくる例文てほぼ同じじゃないですか?
「運動部をやっていたので体力に自信があります」
「根性やメンタルが強いです」
「○○のアルバイトをしていた経験から奉仕の精神を学び・・・」
大体どれもこんな感じじゃないですか?
ひどい内容ですね。
採用する警察官の側からしたら、
「は?そんなのことPRされても採用したいと思わないけど」
って感じのものばかり
でもこんな自己PRを伝えたところで、他の人と差をつけることはもちろん無理です。
自己PR以外の項目で他の受験生に圧倒的に差をつけられる人なら(例えば柔道3段とか)、この程度の自己PRでもいいかもしれません。
しかしほとんどの受験生は特にそういうものがないはずです。だから自己PRでもしっかり差をつけなくてはいけません。それなのに、こういうつまらない自己PRをしていては合格などできません。
でも上位表示サイトに書いてあるんだから、こういう自己PRが合格できるんだ、と思ってしまいますよね
でも残念ながら、警察が新規採用の人に望んでいる人間性や能力は
体力があるかないか
でもなく
メンタルが強いとか、奉仕の精神があるとか
そんな空想的なものではありません。
では、警察が新規採用の人に望んでいるのはどんな人間性や能力なのか
元警察官の私が、勤務した経験があるからこそわかる、警察官にもっとも大切な要素を備えていることを伝える自己PRを考えました。
警察から「この人欲しい!!」と思われる自己PRがどんなものか、本物の例文を作りました。
私の作った例文を紹介する前に、警察官の自己PRでもっともありがちな「体力を生かしたい」というのが、なぜイマイチなのかを説明します。
「体力を生かしたい」がイマイチ微妙な理由
まずそもそもありがち過ぎです。
あなた以外の受験生もみんな言うわけです
その時点で、マイナスではないけど「あぁまたか、はいはい」で終わりです
マイナスではないけど、プラスの差もつきません。
次に、警察官の仕事に最優先で必要なのは本当に体力か?という点です
体力を生かしたい、という自己PRがまったく0点というわけではありません。
確かに警察官の仕事の中には体力を必要とする仕事があることは確かです
でも、体力を生かせる時もあるのであって、それは点の場面に過ぎません。
「体力を生かしたい」とPRするつもりでいるあなたにお聞きしたいのですが、あなたが警察官になって体力を生かす時ってどんな場面ですか?
犯人を逮捕する時? 危険な災害現場での救助活動? ケンカの現場?
これらは警察の仕事を樹木で例えるなら、枝の部分です
交番、刑事課、機動隊、それぞれの各部によって異なります
警察の仕事には、体力に関係ないものがたくさんあります。
事件の立証に必要な捜査書類を作成するのに体力が必要ですか?
ちみつな作業で証拠品から指紋を採取するのに体力が生かせますか?
検問から逃走した車両を確保するのに体力で勝負しますか?
体力が生かせる、というのは警察の仕事の中のある一部分(枝)だけなんです。
そうではなく、もっと幹の部分、つまり刑事課だろうが、交通課だろうがすべての部署において、警察官であれば必ず必要とされる大切な人間性があるのです
自己PRで伝えるべきはそれなのです。
「体力に自信がありそれを生かしたい」
というのは、警察の仕事を憧れだけでイメージして、本気で考えようとしていない人が手っ取り早く使える自己PRなんです。
その程度の自己PRは、採用側はすぐにわかります。
「この人、何となくの憧れだけで受験してるな」って。
そういう受験者がたくさんいる中で、
相手(面接官の警察官)に「あぁこの人は真剣に警察官の仕事をイメージできているな」と思われる自己PRを伝えることができれば大きな差をつけることができます。
もちろん警察官には最低限の体力は必要です
ガリガリに痩せ細ってて、1キロも走れないようなモヤシな人には来て欲しくはありません。
体力なんかよりもっと大切なことがあるんです。
今現役でやっている警察官たちが、こういう人に入ってきて欲しいと強く思う最優先事項は、体力などではないんです。
でも、これは実際に警察組織の中で仕事をしたことがないと気がつくのは難しいです
よっぽど真剣に警察の仕事をイメージできないと気がつくことはできません。
そこで今回私が作成したこの自己PRです。
私は実際に約10年経験してきました。
警察官たちが「こういう人に来て欲しい」と思っている人間的要素、逆にこういう人には来て欲しくない、という要素がどんなものがわかっています。
そのため、警察に欲しいと思われる自己PRを考えることができるのです。
今回私が練り上げた自己PR文のポイントはこちら
・現役の警察官(特に警察幹部)たちが、新人で入って来る人に絶対に持っていて欲しい人間性を、警察官をやってきた経験から選び抜いた点です。
自己PRというのは、自分がPRしたいことを言うものではありません。
これを間違えている人が本当に多い。
自己PRというのは、相手(この場合は警察)が望んでいることを伝えるものなのです。
まず相手ありきなんです。
実際に今警察官として仕事をしている人たちが「こういう人に入って来て欲しい」と思っている人間性があります。
それに一致することを伝えるのが自己PRです。
でもそれをまだ警察官をやったことがない人がわかるのは難しいです。
何しろ警察の仕事内容やそのやり方、組織としての体質には特質があります。
私は実際に経験してきたからこそ、警察組織の中で仕事をしていく上で絶対不可欠な人間性というものがわかりました
自己PRは相手ありきと言いましたが、私は実際に相手側にいた人間なのです。
相手が望んでいるものがわかります
だからそれに答える自己PRになっているのです
・私と同じ経歴を持っていなくても、自分の自己PRの考案に生かせる
私が作成した自己PRの中には、当然私自身が学生時代に経験してきたことが出てきます
その経験から何を身につけて、それを警察官になったらどう活かすことができるかが書かれています
しかし、ここで出てくる私の経験と同じ経験を持っていないからと言って、これを読んでも無駄というわけではありません。
あなた自身にしかない経験でも転用できて、オリジナルの自己PRを作るのに役立つようになっています
決して特殊な経験は必要ありません。
ほとんどの人が学生時代に経験していることで代用ができる自己PRです。
このnoteを読んだ方がいい人
本気で警察官になりたい人
警察官にならないとわからない情報を、事前に知ることができるということの価値がわかる人
警察官採用試験に合格できるかどうかは、努力の量や時間ではなく、手に入れる情報の質であることがわかっていて、情報の重要性がわかっている人
このnoteを読む必要がない人
・そもそも本気で警察官目指してない
・情報は無料でもらうのが当たり前だと思っていて、情報に払うお金があるならタバコや酒に使った方がマシくらいに思ってる人
・効率のいい情報を手に入れるよりも、とにかく苦労した時間の量で勝負したい人
・警察官を経験した人にしかわからない情報に価値があるとは思えない人
こういった人は、このnoteを読む必要はないので、この時点でページを閉じちゃって下さい。
私が警察官になる前の受験生だったら、絶対に購入します。
何しろ市販のテキストや教材には絶対にない情報ですから。
では、以下が私が考え抜いて完成させた自己PRです
では、以下が私が考え抜いて完成させた自己PRです
「」の部分が面接の冒頭で述べる部分になります。
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