去年の今頃

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2019.2.10.20:36

去年の今頃も、ちょうどわたしはモヤモヤしてばかりで、心の中に汚いものが渦巻いていた。

それをどこかに吐き出したくて、まぁ、Twitterとかには愚痴も出てたりするけれど、どうにもこうにもストレスが発散できなくて、どうしていいか分からなくて。

なにか、アウトプットしたくて仕方なくて、どうしようもなくて、短い小説を書いていた。

エブリスタ、という小説投稿サイトで。

でも、そこでも、携帯でポチポチしか書けないから、話もまとまってないし、なかなか長続きはしなかった。

ふと思い出してサイトにログインしてみたら、書いていたのは1年前だった。

ので、こっちに再掲載してみようかなと思っている。

まぁ、全て自己満足なんだけれども、気分転換。

なので、小説が載るときが数回あるかもしれないけれど、興味ない方はスルーしちゃってください。

にしても、この連休のトーキョーは寒いです。

嫌だ嫌だと思っていた、2分の1成人式も終わった。

合唱も合奏も素晴らしく、感動したけれど、体育館は非常に寒かった。そして全員が書いたという「10年後のわたし」を廊下に掲示してあるから、見て帰ってくれとアナウンスされた。

どうやら「10年後の自分へ」の手紙のほかに、「10年後のわたし」というのを書いたらしい。

廊下まで見に行くと「今のわたし」「10年後のわたし」と2種類が貼りだされていた。

「今のわたし」は、勉強を頑張っていることと、空手で公認の黒帯を取れたことことが書いてあった。

問題は「10年後のわたし」。

明らかにふざけて書いたとしか思えない内容で、笑っていいやら、行けないやら…。

友だちの子どもも何が書いてあったか、お互いに見に行ったのだけれど、友だちもがっくりと肩を落としていた。

やはり、小学生男子、裏切らない。

帰宅後「なぜあんなことを書いたの?」と聞いてみたところ

「夢なんて決まってない」

そうだ。

確かに。夢なんて決まってない子もいるわな、と合点がいった。

そのあとに「東大に行ってる人は、子どもの時に夢がなかった人がたくさんいるんだよ!」と言い始めたのには、黙るしかなかったけれど。

ちなみにうちは「ゲームクリエイターになり、CEOになる」と書いており、友だちの子は「ビールにハマる」と書いていた。

どっちの夢もどうなるかは分からないけれど、10年後は二十歳になる彼ら。一緒に楽しくビールが飲めるようになるといいなぁ、と思った。

わたしは息子を産んだので、息子に「地元」を作ってあげたかった。

なぜならわたしには「地元」がないからである。

男子って「地元」があると、将来どこへ向かって行っても、長い休みになれば「地元」で顔を合わせて飲みに行ける、というイメージがある。

それが息子にとって将来いいかどうかは別として、あればいいかなと思っている。

二十歳になったら、懐かしく小学生の時の友だちとも会えて、ビールが飲めれば楽しいだろうな。

地域柄、中学受験をする子が多い。息子もその予定である。

大学なんてまして、いろんな地域にいってしまう子が多いだろう。

友だちは、その時々で変わっていくのかもしれない。

でも少しでも楽しい思い出を積みあげて、大人になっていってほしい。

あと10年で二十歳。早い。早すぎる。

でもきっと、ここからの10年は、いろんなことが巻き起こって、ここまでの10年よりも「あっという間」に過ぎ去るのだろう。

こわいね。あと10年たったら、わたしも半世紀生きていることになってしまう。信じられません。




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