見出し画像

アフタートーク 2021年12月26日

 今週は、寒波の影響もあり、なかなか寒い一週間でした。卓球スクールの練習もあったのですが、指導をする僕は、途中までダウンを着たままでした。北海道は特にキンキンに冷えますから、気をつけて過ごしています。
 競馬の方は、3戦3勝。
 3頭の単複を買い、1着、1着、1着。こんな週末もたまにはいいものです。今年の締めに、最高の週末を飾ることが出来ました。
 中でも、土曜日のグレナディアガーズの単複はよかった。「フランケル産駒は勢いが止まると何もできなくなる」ということが、迷信だと確信を持てますよね。
 この馬の場合、『成長力不足』ですが、『早熟』ではないのだということ。このギリギリのライン、線引きの分析、キメ細やかさがポイントでした。木曜日の夜中まで、ずいぶん分析作業をしてよかったです。
 有馬記念は、エフフォーリアのの単複。勝負度合いが、今年初めての『S』でした。
 勝負度合い『A』が年に5~6回ですから、『S』は珍しいですよね。今年は皐月賞から全レース、この馬の単複を買っています。皐月賞の時は「この馬が2番人気で走るのはこれが最後」と思いましたが、天皇賞・秋はなんと3番人気。そして有馬記念後の今は、「単勝2倍台で走るのはこれが最後」かなと思っています。世の中が、この馬のことを「シンボリクリスエスの再来」だと気が付くまでに時間がかかってくれたこと。それが今年一番の勝因でした。来年が楽しみです。
 ただし。ロベルト系。むしろ、一気に萎むのが恐いのはこちら。馬の「テンション」を維持してほしい。来年はそこに注目します。
 有馬記念は「3歳馬のチャンプ>4歳の強豪>5歳秋に入った王道型」という、非常に美しい、競馬の本質を体現した決着でもありました。
 衰えてると書いたクロノジェネシスも、最後まで頑張っていて、本当に凄い牝馬だなと思いました。
 あとは、横山武騎手。
 年始の水仙賞。マカオンドールで馬群の中に入る動作を見て、「皐月賞を乗りこなして勝てる」としました。この騎手の腕を見抜けたのもよかった点です。今日の有馬記念の騎乗を見直してみてください。「あの水仙賞の騎乗」似ている個所や動作がいくつかありますよ。
 そう、「まるで同じ一枚の絵の様のよう」に同じ騎乗。
 これが名手の証です。

 ※本島修司のオンライン書斎『PENS』、CAMPFIREで更新しています!
(・週末見解はnoteで! ・パーフェクト回顧と質問はCAMPFIREで!)

-本日まで、有馬記念の週末・「初月無料」キャンペーン中です!!-

※本島修司×TARO『知性で競馬を読み解く方法』、主婦の友社から絶賛発売中です!