AtO29 Buffalo Wingsのログ・シート

小さなウォーゲーム屋さんで、和訳付きで販売されている「Against the Odds #29 Buffalo Wings」のログ・シートをGoogleスプレットシートで作成したので公開します。 
https://tinyurl.com/yz2q7w2t

システムの紹介

最初に、システムの紹介です。
「Buffalo Wings」は、Clash of Arms Gamesで販売している「Fighting Wings」シリーズのルールを採用しています。
「Fighting Wings」シリーズは、『Over the Reich (絶版)』『Achtung: Spitfire! (絶版)』『Whistling Death (絶版)』『Wings of the Motherland (CoAのリンク)』の４作がリリースされています。
なお、Wargame Vaultで3版のルールブック(Fighting Wings, Third Edition Game Rules and Play Aids Bundle)がPDFで販売されています。
「Fighting Wings」シリーズは、非常にルールが多く雑誌の付録として販売できるものではありません。そこで、「Buffalo Wings」は簡素化した「Fighting Wings」のルールとなっています。
逆に言えば、「Fighting Wings」を簡単なシステムで体験できる素晴らしいゲームであるということです。

Buffalo Wingsの紹介

次に、Buffalo Wingsの紹介です。
「Buffalo Wings」は、1939年から41年のフィンランド空軍とソ連空軍の戦い（冬戦争と継続戦争）がテーマです。
タイトルのバッファローは、「ブルースター F2A（Brewster F2A）」の事で、フィンランドでは「ブルースター239 (B-239)」として44機がアメリカより提供されました。

ログ・シートの使い方

最後に、ログ・シートの使い方です。
リンクを開いたら、［ファイル］メニューから［コピーを作成］しましょう。

航空機シートをコピーします。「Aircraft (英語)」タブか「航空機 (日本語)」タブのどちらかをコピーしましょう。

タブの名前を航空機の名称に変更したら、セットアップの情報を入力しましょう。
グレーや黄色で着色されているセルは、自動計算されますので手入力しないようにしてください。
「ヘックス番号」「向き」「高度」「速度」を入力したら準備完了です。

後は、ルールに従って入力してください。▼マークのセルはリストから選択してください。（※スロットルをアイドル(I)に設定すると速度が−0.5されますが、１ターン目だけは手で修正してください）
例えば、スロットルは「ミリタリー(M)（アイドルでないという設定）」、バンク角は「左バンク(LB)」、ピッチは「上昇(CL)」にします。速度が5.0なので、水平に4.0、上昇に1.0を割り振ります。1VFPで最大300フィート高度が変更可能なので、300フィート上昇します(0.3と入力、もし降下の場合はマイナス値を入れてください)。エンジン出力はADCを参照して最大値の4.0を入力。ピッチ変更による減速ポイント(TT旋回の減速ポイント）2.0を入力。上昇した300フィートの減速ポイント3.0を入力。左HT旋回を２回実施したので6.0(HT旋回の減速ポイントは3.0)を入力。自動的に計算されて、次ターンの高度は5,300フィート(5.3)、速度4.5、繰り越し減速ポイント2.0となります。ヘックス番号は手入力してください。