「会話が一番整理される派」のひとが会話をしないで整理する方法
私は色々と自己分析した結果、話しながら整理することが多いことが分かった。私が何かを問われているとか、相手が何かに困っている、みたいな状態で会話していると、ものすごく整理されている。(でもその話したことは大体忘れているんだけども)
文章で書くとやっぱり構造とか整理とかMECEとか、なんかその辺が気になって、結局ねじれてるなーとか、粒が違うなーとか、感じて結局本質的なところにたどり着かない。その点、すぐにリアクションがもらえる会話はとてもよい整理の方法だし、聴き手の理解という成果が分かりやすい。
私と同じような人のために、とはいえ会話ができないときに、自分ひとりでどうやって整理するか、を自分のためも含めまとめてみたいと思う。
まずは「書いてみる」。これはやっぱり有効。
で書き方ですが、ホワイトボードに書く。90度の壁に書く。
うろうろ歩きながら、ブツブツと独り言を言いながら書く。
その書いているのを他人から話しかけられてるように読みあげ、いろんな自分と会話する。(コパイロツトのオフィスの壁一面がホワイトボードになっているのでそういう使い方をしている)
ホワイトボードがない時は、ノートとか紙に書く。最近はカバンにおらずにいれて持ち歩けるB4サイズの紙に書くことがおおい。
書いて、数日後に忘れたころに読み返す。一人時間差。
下を向いてノートを書くと考えを落としていると、まとめてる感じになる。座るのはなんか気持ち的に収束モード(発散<>収束)で、顔を上げて何か作業するのが発散モードみたいな身体になってしまっているんだろうか。
あとは「インプットしてみる」。
同じようなテーマでも違うようなテーマでも。
例えば読書。本の内容を読むって読書ではなく自分のなかのものを引き出すための読書。なので本の内容はちっとも頭に入らないし、覚えてもいない。自分の何かがスパークするのを待つ読書。自分のことを考えながらキーワードを拾ったりしながら読む感じ。読みながらずっと別のこと考えている感じ。
読書は自分で読む必要があるので、もっと強制的に整理される要素をぶつけることができるのがちゃんと情報が編集された圧縮された映像。ビジネス番組が一番好きなのだが、自分の整理したいことを考えながら1.5倍速でみる。超圧縮した情報の球の中から、自分にとってヒントになるところだけぶつかっている感じ。
最後に「情報を制限・遮断する」。
深夜にぶつぶつ自分の整理したいことをしゃべりながら外をてくてくと徘徊する、昼夜問わずとりあえずシャワー浴びてみる、朝に息が切れない状態でランニングしてみる、など。
他にできないことがあると強制的に何を考えているかを整理されるように脳が働く気がする。
おまけとしては、全く考えるための手法じゃないけど「締め切りを作る」。
無理やり締め切りを作るとやっぱり何かスイッチが入って物事が片付く。なんなんすかねアレ。
コパイロツトでは「プロジェクトスプリント」という手法を提唱しているが、その中の重要な要素として、定例会議でタスクを決めて、次の定例会議までにやってくる、という行動がある。
締め切りを上手くつくることができるかどうかは才能だとおもう。ポモドーロメソッドとかもそれに考え方は近いとおもう。
夏休みの宿題を最初にやれる人はこんなことないんだろうな、とおもいました。息子の夏休みの宿題を最終日に手伝ったことを今思い出しました。
このnoteも整理するつもりで書いていたけど、結局ちゃんと書くと読み返したくもなりなんか色々気になって公開できなくて、下書きがたまりまくってますので、読み返さずに今後はどんどん更新していこうとおもいます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?