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おもいでぽろぽろ


40代に入った頃に描いてみたイラストです。
自画像ってやつですかね。

当時普通に働いていて、それで
もともと絵を描くことが好きだったので
20代の子たちに交じってデジタルグラフィックの
スクールに通いました。

MACパソコンで描く知識がついていくことが楽しかった。
40過ぎて、内心本気でその方面に行けたらと
思っていました。

20代の子たちとはおじさんも一緒になって夢を語りました。
しかし、1年過ぎ、2年過ぎていくの中で
若い子たちはそれなりに仕事としてやっていく道が開けていきました。
けれど、40代おじさんは面接で鼻で笑われることの連続でした。
そんな事わかっていることなのに、正直傷ついたりして。

12月に入った時、仲間内でクリスマスパーティを開くことになり、
そのためのシンボル?的な絵として私の上記の絵を使ってもらえました。
自分も、もちろん参加するつもりだったんですけど、

その前に会社で首を言い渡されてしまって、
それどころではなくなって。

みんなからは励ましの言葉なんて頂いたけれど、
その仲間の中で1人既婚者、1人おじさんだった私は
年の瀬に、みんなが仕事決まっていく中で
1人仕事クビで、家は暗くてって、ね。

みんなと仲良くしてもらって
楽しい日々を過ごさせてもらっていたけど、

やっぱり自分はみんなとは違うんだ。
って思うしかなく、

とても深い孤独感に苦しめられたのを覚えています。

今となれば懐かしい?思い出ですけれど。

もう、あの頃の人たちと関わることはないけれど、
数か月でも自分にとっては奇跡のような時代でした。

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