皆さん、眠れてますか?睡眠時無呼吸症と真剣に向き合うことにした話
前回、所属会社でアッパーミドル研修(セカンドキャリア研修)を受けた話をしました。
過去の自分の棚卸を行い、将来の環境変化予測を踏まえた自身のセカンドキャリアを設計する。これを丸2日かけて実施するという大変有意義なセッションでした。
最後に、「セカンドキャリア準備として、すぐにやるアクション」を各自、宣言するというセッションがありました。
資格の勉強をする
月に1冊、読書する
ネットワークを広げるべく月に1回新しい人と会う
ブログを始める
ボランティアサークルに参加する
という感じで他の参加者の方々は宣言されていました。
私はというと、
私自身、この2年をかけてセカンドキャリについて考え、準備してきているので、自分の強みや世の中で求められていることをベースに何をしていくか?については、かなり解像度高く整理ができています。
今回、グループワークでご一緒したお一人が医療系の方で、睡眠時無呼吸の話になり、その方は10年ほどマウスピースをしているとの流れから、
「私も結構やばくて、先日、睡眠クリニックに行って、CPAPを渡されたけれど、腰が重くて3か月放置している」と告白しました。
CPAP、こんな感じで仰々しいので、中々腰が上がらず。。。
「AHI(1時間に何回呼吸が止まるか)の数値が43で、医者から生きているのが不思議なレベルです」と言われたとネタ風に話したら。。。
彼の表情が一変。「冗談言ってる場合でないです。まじで死にますよ。すぐにやらないとマズイ」と諫められ、上述の宣言となりました。
そして、重い腰を上げて、ついにCPAPデビューしました。
普段は、3~4回途中覚醒し、朝4時か遅くても5時には目が覚める。対して今回は途中覚醒1回、目覚めたのは朝7時。かなり、頭もすっきりしています。
ここ数年、目覚ましアラームを使ったことなかったのですが、CPAPを使う時は、アラーム必須と思いました(笑)。
以下、相棒Gensparkと復習した内容です。
はじめに
AHIとは: Apnea Hypopnea Indexの略で、無呼吸低呼吸指数を指します。
診断基準: 1時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計回数で評価されます。
重症度分類: AHIが5以上で睡眠時無呼吸症候群と診断され、5~15を軽症、15~30を中等症、30以上を重症とします。
治療適応: AHIが40以上で持続気道陽圧(CPAP)療法の適応となります。
検査方法: 簡易ポリグラフやポリソムノグラフィーが用いられます。
AHIの定義
無呼吸: 呼吸が10秒以上停止すること。
低呼吸: 換気量が50%以下に低下した状態が10秒以上続くこと。
AHIの計算: 1時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計回数。
重要性: 睡眠時無呼吸症候群の重症度を把握するための指標。
明確に、「AHI40以上はCPAP治療対象」と書いてありますね(汗)。
更に、治療法について聞いてみました。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の無呼吸低呼吸指数(AHI)を改善するためには、いくつかの効果的な治療法と対策があります。これらは生活習慣の改善から医療的介入まで多岐にわたります。
生活習慣の改善
体重管理 肥満はSASの主要な原因の一つです。体重を減少させることで、喉周りの脂肪が減り、気道が広がるため、無呼吸や低呼吸の回数が減少します。研究によれば、体重を10%減少させることでAHIが26%低下することが示されています。
飲酒と喫煙の制限 アルコールは筋肉を弛緩させ、気道を閉塞しやすくします。また、喫煙は気道に炎症を引き起こし、無呼吸症候群を悪化させる要因となります。したがって、飲酒を控え、禁煙することが推奨されます。
睡眠姿勢の改善 仰向けで寝ると舌が喉の奥に落ち込みやすくなり、気道が狭くなります。横向きで寝ることでこのリスクを軽減できます。背中にタオルなどを置いて仰向けにならないよう工夫することも有効です。
医療的な治療法
CPAP(持続陽圧呼吸療法) CPAPは最も一般的な治療法であり、機械で圧力をかけた空気を鼻から送り込むことで気道を開放します。AHIが15以上の場合や、自覚症状がある場合には特に効果的です。
マウスピース療法 就寝時に装着するマウスピースは下顎を前方に移動させて気道を確保します。この方法はAHIが19以下の場合やCPAP装着が困難な場合に適用されます。
外科手術 扁桃腺や口蓋垂の肥大などによって気道が閉塞している場合には、外科手術によってこれらの組織を除去することも選択肢となります。ただし、この方法は他の治療法で効果が見られない場合に限られます。
あとは、体重を減らしなさいとのことで、昨日、一昨日とジムでランとバイクをやって来ました。喫煙は元々しない。飲酒も、最近、飲むと具合が悪くなるので控えています。
ということで、私が3か月間放置していたCPAPを始めるきっかけを頂いた研修と同僚に感謝致します。