見出し画像

NFT総合シンポジウム NFT冬の時代の乗り切り方<前編>

今週は色々と忙しく更新が遅くなりました。先週末に開催された、NMO(NFT Marketing Orchestra)主催のNFT総合シンポジウムについてご紹介致します。

NMOとは?については、こちらをご覧ください。

NFT総合シンポジウムとは「総勢24組の国内NFTプロジェクトが集結し、取り組みの紹介を通じて知見を共有する」ことを目的に開催されました。

当初、500人の参加を予定していたのに対し、1,200名の方に参加頂き大盛況となりました。

2日間のプログラムは以下の通り。

国内NFT業界の著名人が一挙に集う豪華なイベント。有料級の数々のプレゼンがすべて無料公開。しかもアーカイブ動画もすべてYouTubeで公開。

正直、3,000円~5,000円は徴収して良い内容。では、なぜ無料なのか?

これは、「総力を結集してNFT冬の時代を乗り切ろう」との想いからです。叡智を集めて自らのプロジェクトに活かす。吹き付ける向かい風に負けず、前進を続ける。そして、何より結束を高める。

それでは、印象に残ったプレゼンを私の方でピックアップしてご紹介します。

まずは、日本NFTの教祖でありNinja Dao生みの親イケハヤさん。

ポジショントーク的に煽るようなことは一切なく、冷静な市場分析と今後の展望が紹介されました。必ずしもバラ色の未来ではありませんが、現実を直視し、不況の時こそイノベーションを起こしていこう!!という強いメッセージが伝わりました。

私も、LINE NFTとWeb3ゲームに着目しています。

LINE NFTの強みは、既にいろんな方が解説されていますが、

  • LINEアプリで完結する購入ハードルの低さ

  • 日本人のほとんどがアカウントを持っている間口の広さ

  • KYC(本人認証)前提なのでスキャムがなく安心

また、事業者視点では「お友達」登録を通じて様々な告知ができる、リストマーケティング効果も挙げられます。

一方、これらの強みがあったところで人が集まらなければ盛り上がりません。そこで、イーサリアムメインネットで大成功を収めたCNPが大規模フリーミントを実施し、注目を集めたことに意味があります。

3回に分けて各22,222個のフリーミントを実施。全量配布するのに要した時間が1回目:2日。2回目:7時間。3回目:2時間。というところに、如何に急速に浸透しつつあるかが見て取れます。

今後、他のプロジェクトもLINE NFTで展開することが予想され、活況を呈していくこと間違いなし。

そして、「今後のNFT/Web3市場をけん引していく本命はWeb3ゲームである」というのが私の見立てでもあります。

以前、下記noteにも書きましたが、世界のゲーム人口は30億人超と言われ、フォートナイトのスキン(ゲームアイテム)の年間売上が5,000億円弱。原則取引できないアイテムに、既にこれだけのお金が投下されている訳ですから、これがNFTに切り替わっていく未来は容易に想像ができますよね。

長くなってしまったので、続きは<後編>とさせて頂きます。


いつもお読み頂きありがとうございます。サポート励みになります。皆さまとの交流をどんどん広げていければと思います。