プロの泥棒

住居侵入窃盗
刑務官3人がついてきた大柄な被告でした。共犯者2人と3名でとあるアパートに忍び込み、金庫や腕時計など1700万円相当を盗んだのです。
専門学校を卒業後、職を転々とする。前科はありません。ですが、以前一緒に盗みを働いたKという人物がおり、そのKの情報から今回の盗みを働きました。
プロの泥棒ということです。
とても意外な印象です。泥棒ってもっとやせ細っていて、スピードタイプなのでは?被告はどう見てもパワータイプです。本気で暴れたら、3人の刑務官でも押さえつけるのは難しいでしょう。
Kは情報を仕入れ、盗みを実行するのは被告の仕事でした。とあるマンションの2Fがターゲットです。外から侵入するべく、梯子を用意していきます。金庫を受け取る役割も必要とおもい、もう1人の共犯者も連れてきました。
梯子をかけ、登っては要ろうとしたところでターゲットが帰ってきます。撤退。そして「GPSがいる」とレンタルしてきました。これが1回目。
2回目はGPSでターゲットの位置を確認し、帰宅することがないのを確認して挑みます。ですが、窓ガラスが頑丈で割れず「バーナーがいる」とポケットバーナーを購入することを確認して終了。
3回目、購入したポケットバーナーとマイナスドライバーで窓を割るのですが「先の曲がった棒が必要だ」とわかり撤退。
そして4回目。やっと家の中に入ります。金庫を運び出し、腕時計も2本盗みました。遠く離れた場所でバールをつかい金庫を破壊します。1000万の金を盗み、金庫を川に捨てました。500万と250万2人で分けます。
腕時計は質屋にもっていき、450万になりました。
次回は被害者の質疑があるということで終了です。

・・・プロってもっと準備していくものじゃないの?と思った裁判でした。被害者の証言もぜひ聞きたかったです。
ちょっと場当たりすぎんよ。

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