AI相談プラグイン『ChattyTone(おしゃべりなkintone)』の命名とアイコン作成のためのAI相談プロセス
こんにちは、キン担ラボの本橋です。
これまでChatGPT連携プラグインという名称で開発してきたプラグインを『ChattyTone』と改名しました。
従来の名前はなんだか説明ったらしくて長くてキーボードを打つのが面倒だったので短くしたかったのと、単にChatGPTとプラグインというと、ChatGPTプラグインが一般公開された2023年5月からは別の文脈を持つようになってしまったことも理由です。
新しい名前については、『ChatGPTを経由することであなたのkintoneアプリと会話ができるようになりますよ』という機能を表現するにはどんな名前が良いかなと、ChatGPTに相談して決めました。
今回の記事では、ChattyToneという名称の検討と、アイコン画像を作った手順についてお話したいと思います。
プラグインの名前を相談する
GPT-4に以下のプロンプトで相談してみました。
もうこのときにChattyToneは候補として上がっていました。もう少し考えてみたくて追加の候補を出してもらいます。
20個出して、といえば20個のアイデアを瞬時に出してくれるChatGPTさん素晴らしいですね。ソフトウェアに限らず、いろんなネーミングに応用できる使い方かと思います。
アイコン画像をDALL-Eに描いてもらう
名前が決まりましたので、今度はアイコン画像も作ってもらいましょう。今度は2022年7月に一般公開されましたDALL-Eの出番です。
DALL-Eをそのまま呼び出すのではなくて、Bing Image Creatorにお願いしました。中身はDALL-Eですが、パラメータが異なるのかBing経由のほうがクオリティの高い画像が生成されているような気がしています。
プロンプトは下記のとおりです。
プロンプトの作成には以下の記事で作成した画像生成プロンプトを使って英語で画像プロンプトを書いてもらいました。プロンプトが日本語だと翻訳を経由してしまうため、英語のほうが意図が伝わりやすいと何処かで聞いたためです。
結局翻訳していることには変わりないですが、一旦手元に翻訳が降りてくれば単語の微調整などコントロールも効かせられます。
こんなアイコン候補も出てきました。スマイルマークもいいのだけど、なんとも曖昧な表情が気に入りません。
何度も生成を繰り返して、最終的に縮小して見ても特徴がわかりやすく、吹き出しも虫眼鏡も色んな要素が入ったこちらのかわいい画像を採用しました。
ベクトル画像に変換したり、背景に角丸の四角を入れて透過pngにしたりは別途画像編集アプリを使って編集しました。(買い切りのAffinity Designerというアプリを使っています)
会社的には社内のデザイナーにお願いしたほうが良いのでしょうけど、もともと個人の内職的なプロジェクトでスタートしているので今回はAIにお願いしてみました。
ちなみにキン担ラボのロゴやページ内の画像などはデザイナーさんにお願いしました。こういうトーンを効かせたデザインはまだまだ僕ではAIにお願いできません。
今まで通りご利用いただけます
プラグインの名称を変えて、メジャーバージョンも2にあげました。
リポジトリはそのままでライセンスもMITのままですので、今後も無料でご利用いただけます。
[9/5] kintone Café 徳島 Vol.5 を開催します!
9月頭のイベントでもプラグインの遊び方とか紹介できたらなと思っています。
平日なので、よかったら仕事の研修みたいな口実で参加をご検討いただけたらと。