根も葉もRumor 選抜メンバーについて(1)

9月27日  Tik Tokでフルサイズの振り入れ配信

10月4日  CDTVライブライブでフルサイズ生披露

同日 YouTube AKB48公式チャンネルに
   Dance Practice のフルサイズverをアップ


渡辺麻友が卒業してから完全にAKBから離れてたのに、
去年あたりから、ゆきりんやゆうなぁもぎおんのYouTubeで少し関心を持つようになって、
17ライブで無料配信されてた今年の5月22日、23日の横浜ぴあアリーナコンサート、特に23日の48曲ノンストップの単独コンサートで再点火し始め、
そして、この根も葉もRumor   

何か書かずにはいられなくて、ノートをダウンロードするほど、熱が高まってきました

画面越しから伝わってくる熱量と気迫、
がむしゃらに前を向き進もうとする姿は、
見る人が何かを感じずにはいられないし、
自分のように、AKBに戻ってきた人も少なからずいるような気がします

とりあえず、この初投稿からしばらくは、
今回のフルサイズ披露メンバーも含めた選抜メンバーを順不同でコメントしていきます
あくまで個人の受け止めなのと、
自分がリアルで追ってなかった数年間のこともここしばらくでかなり把握しましたが、それでも捉え違いや的外れがあるかもなのはご容赦を

【下尾みう チーム8/チームA兼任】
『完全覚醒した大器』
プロデュース48の頃は、私自身は全くAKBを追ってなかった時期なので、後から歴史として知った形ですが、プロデュース48で頭角を現して、いったん覚醒しかけたにも関わず、そこから約2年、それほど浮上してこなかった
でも、ここにきて、フロントメンバーに抜擢、年齢の割に大人びた美貌、スタイル抜群、ダンススキル上位、元々ポテンシャルの高い大器が、ついに完全に覚醒した感じです
MVではダンス部で横山結衣とライバル、そこに転校生のひいちゃんが新たなライバルとして登場との設定のようですが、オーディション場面で、2人に視線を向けられながら、しなやかにダイナミックに踊るさまは、「主人公」感に溢れてます


【山内瑞葵 チーム4  16期】
『AKBの太陽』
MVでの主人公が下尾みうなら、
歌番組で軒並み主役の座を勝ち取っているのはずっきー
身体能力の高いダンスと弾ける笑顔のギャップが印象的で、Bメロセンターをはじめ目に止まりやすい場面も多いので、TwitterやYouTubeについたコメント等を見ても、明らかによこゆいの次に多い

可愛くてアイドル性もダンススキルも高く、おまけに性格的には誰がどう見ても素直でいい子
16期の中では最初から出世頭で、早くから選抜に選ばれ、前作「失恋ありがとう」ではセンター
あまりに順調すぎたのが逆に感情移入しにくい面もあったと思うのですが、
ところが、センターだった前作の不遇が、図らずも、これまでになかった物語を彼女に与えました

コロナ禍で一年以上ファンの前で自身のセンター曲を披露することができず涙し、
紅白は落選、レコ大にはエントリーされたもののその年唯一のシングル曲でない曲がエントリー
センターを目標にやってきて、若くして順調にセンターになって、でも、それは思い描いていた誇らしさとは違ってて、結果が出せない責任と悔しさに押し潰されそうになり
今回ポジション的にはセンターでもフロントでもなく、2列目というポジション
でも、その弾ける明るさとパフォーマンスでとてもとても目立っている。ポジションに関わらず、周りを照らす明るさと際立った存在感を、悔しさを経て、いつのまにか手にしていた
ずっきーってこんなに明るい子だったっけ?とも改めて思う。素直で良い子ではあったけど、元々は人見知りで引っ込み思案だった印象でした
でも、ここに来て、
単独コンサートでのラスト48曲目での煽り、
日比谷野音でついに披露できた「失恋ありがとう」の際の満面の笑み、
そして、毎回の工夫と遊び心に溢れた「根も葉もRumor」のパフォーマンス、
まるで太陽のような明るさでAKBを照らし始めています

【村山彩希 チーム4キャプテン 13期】
『最強の実力者』
上で書いた山内瑞稀をはじめ多くの後輩達に尊敬され、先輩達には一目も二目も置かれ
ダンスも歌もMCも上手く、キャプテンシーもある。特にステージでの表現力は群を抜いてる。それもこれも、愛してやまない劇場の舞台で『場数』を踏んで自力で培ってきた実力

私がAKBに本格的に戻ってきたきっかけは、この方の物語を知ったからです
劇場に立ち続けた4期生中田ちさとの意志を継いで、シアターの女神を目指し、
総選挙を辞退し、自チームだけでなく他のチームのアンダーも積極的に引き受けながら、来る日も来る日も劇場に立ち続け、ついに前人未到の1000回出演を達成
その過程では、伝説となった13期公演、結局それは劇場ではなくTDCホールで行われましたが、アンコールの最後に「次は劇場で」と笑顔で叫ぶ。
その二年後同じくTDCホールで行われたソロコンサート、その日の中田ちさとのツイートが泣かせます

劇場で知る人ぞ知る存在であったゆいりーは、いつの間にかソロコンサートをやるほどの人気を得て、今や人気No.1にまでなっている

劇場というAKBの一番の原点を、愚直にストイックに極めることで紡いできた物語は、ファンからの絶大な信頼を得て、その支持の輪を広げてきた。
選抜の常連になり、テレビやラジオなどのメディア仕事もこなすようになり、YouTubeもはじめ、舞台にもチャレンジした。
でも、彼女の中ではたぶん全くブレてなくて、「全ては劇場に興味を持ってもらうため」と思ってるに違いありません
ラジオ番組で「将来の夢」を問われて「古くなった劇場の機材を新しくすること」と答えるに至っては、そのブレなさすぎる姿勢に笑ってしまうくらいでした
私も彼女が大好きです
彼女をきっかけにAKBに戻ってきて、新しくいろんな人を知って好きになったけど、いまだに一番好き。
そういう人も多いだろうなと思う。

でも、あえて言えば、村山彩希がいつの間にか人気No.1に押し上げられてきた時期こそ、AKBが全盛期から落ちて低迷してきた時期とぴったり重なる。
もちろん、ゆいりーが悪いということではありません。
でも、本来、ゆいりーに一番似つかわしいのは「最高の人気者」ではなくて「最強の実力者」、「本当はこの子が一番凄いんだ」というポジションなのだと思う。
アンダーグランドの主がトップに立っている、立たざるをえないという状況は、たぶん本人すら望んでいない。
逆に言えば、今回の「根も葉もRumor」で
ぽつぽつとゆいりーより世間の目に止まる後輩達が少数ながら出始めている、AKBがもう一度全盛期に向けて進み出したということかもしれないし、そうなればいいなと思います。
と、そんなことを考えながら、ゆきりんのYouTubeにアップされていた、MVのオーディション場面での村山彩希のダンスシーンを見ました
すごい…。
しなやかさと力強さ、正確さと表現力の絶妙なバランス。
なんで、これをMV本編で使わなかったのだろう?と一瞬思いましたが、よく考えたら当然です
上で書いた下尾みうを主人公とする本田仁美、横山結衣のライバル関係、MVのオーディション場面ではそれぞれの個性に合ったダンスとともにその関係が見事に表現されてました。
最強ダンサーの横山結衣をはじめ、AKBの中でもダンストップクラスの3人、だからこそ、MVの中でもダンス部でのライバル設定がされてて、一番目立つオーディション場面でダンスシーンがフィーチャーされている。
でも、もしここに、ゆいりーのダンス場面を差し込んだら、たぶん、その3人のライバル設定演出が薄まってしまう
それくらいの破壊力がありました
「本当は一番凄い」「最強の実力者」、その場面をMVで採用しなかった運営も、その場面を自身のYouTubeで取り上げたゆきりんも
、そうしたゆいりーの特性をよくわかっているという気がしました

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