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わんこ番長とホームパーティ2023年1発目

今日はわんこ番長を招待して、ホームパーティを開いた。
私の誕生日を覚えていてくれて、先日、自宅へプレゼントを届けてくれたお礼がしたかったのが、お誘いの理由の一つである。
別の理由としては、我が子に「次にわんこさんがくるのはいつなのか」「会ってなくて顔を忘れそうだ」と言われたから、というのもある。
単純に私がわんこ番長と話したかったというのもある。

すでにプレゼントをもらったというのに、今日もわんこ番長は第二のプレゼントを持ってやってきた。
それはそれは豪華な花だった。大きな百合やバラ、ガーベラ、トルコキキョウなどを使い、私の大好きなピンク系でまとめられている。

ロマンティックで素敵すぎて胸がキュンキュンする〜!嬉しいメッセージカード付き!


前回のおもてなしメニューはなんだったか。過去の記事を振り返る。↓

なるほど、そら豆ごはんやら唐揚げやら、無難なメニューでまとまっている。
今回は私が作ったことないメニュー、カツサンドにチャレンジしてみよう。

豚カツは何度も作ったことはあるのに、カツサンドというものは作ったことがなかった。さらに言えば、サンドするパンにスーパーの売場によくある市販のパンを使用したくなかった。それなりに美味しい食パンを使用したかった。でも、我が家には食パンを焼くための道具もないし、私のスキルもまだない。パン屋で買おうか。

しかしながら、前日に近所のパン屋に行っても6枚切りや8枚切りの食パンはあるのに、サンドイッチ用の薄切りされた食パンが売っていなかった。なんで?パン屋なら取り扱いはあるでしょう?

私はカットしてない食パンをひとつ、手に取って店員に尋ねると、言ってくれればその場でスライスしてくれるらしい。さらに、サンドイッチ用ではなく、5枚切りや4枚切りなど、自由な厚さにオーダー可能だとも教わった。しかも、この店は食パンに熱を入れているらしく、私が買ったホテル仕様の食パン(バターや卵をたっぷり使ったタイプ)以外にも、もっとあっさりした味わいの食パンや、全粒粉を使った食パンなども取り扱っており、それぞれ美味しいからと、それらを少しずつおまけで付けてくれた。

私は嬉しくなって小躍りした。小麦粉は体に悪いけれど、心には良い。きっとわんこ番長は品があるし優しいから、パンごときで文句は言わない。文句は言わないけれど、市販のパンを使ったらもっと美味しいパンがいいって思うかもしれない。超熟やダブルソフトやふんわり食パンや本仕込みよりも、パン専門店の食パンの方がいいに決まってる。そんな、側から見たらどうでもいい情熱をわんこ番長に伝えたくて、私は嬉々としてそのパンを自宅に持ち帰った。

そして翌朝、私はカツを揚げた。買った豚ロースはいかにも分かりやすく、淡いピンク色をしていて艶があり、新鮮である。筋切りをして下味をつけ、衣をつけた。それを160℃の油で4分間揚げた後、今度は180℃で1分間揚げた。そこにソースを絡め、千切りキャベツやマスタードソースとともにパンに挟んだ。

段取りを覚えてないから時間がかかった。けれど、幸せな時間だった。きっとわんこ番長は喜んでくれるに違いない。

ロースカツサンド、そら豆とホタテの中華スープ、モッツァレラチーズの揚げワンタン、野菜サラダ

わんこ番長はやはり、全部食べてくれた。ひとつひとつ丁寧に褒めてくれて、これだけご馳走の作り甲斐のある人は稀有だと毎回思う。正直言って、氣合いを入れて作ったわりに失敗が多かった。ソースの味が濃すぎてキャベツが少なかったし、揚げワンタンは破裂してしまい中のモッツァレラチーズが流れ出てしまったし、スープの中のそら豆は煮崩れてしまった。それでもわんこ番長は終始、笑顔で食べてくれた。

食べ終わった後は、私が動物園に誘った。動物好きのわんこ番長と我が子とともに、氣候の良い時期に行きたかったのもある。
日陰は涼しいけど、日向は暑かった。さまざまな動物を見ながら園内の休憩所につくと、3人でアイスを食べた。

私と子どもはサーティワンのカップアイス、わんこ番長はソフトクリーム

さらに帰宅してからお茶やコーヒーを飲みつつ、チョコブラウニーをみんなで食べた。ブラウニーは過去何度か作っているやつだ。定番のチーズケーキに続き、私のレパートリーに収まりつつある。

わんこ番長と居て何が楽しいって、いろいろ理由はあるけれど、ぞんぶんに食を楽しめるからである。この人はいつも嬉しそう。笑顔が絶えない。

おしゃべりも沢山した。楽しい話だけでなく、辛い話や悲しい話もした。そろそろ帰らなきゃと言っていたのを引き留めて、旦那が帰ってくるぎりぎりの時間まで居てもらった。ときどき我が子が会話に混ざりたくて横槍いれてくるけれど、それとも向き合いつつ私ともおしゃべりしてくれるわんこ番長という人は、本当に本当に愛の塊である。

愛の塊が帰ってしまうと、子は淋しそうだった。でも、機嫌はよかったので、情緒が安定してるなと見てとれた。別に普段から情緒不安定でもないけれど、母親以外の女性から愛を受け取ることは、幼少期には重要だなと実感する。姉や兄、祖父母に囲まれて暮らしていた私からすれば、きょうだいが居ない我が子にももっと愛を注いでくれる人をそばに置きたい。実際に、母親である私自身も、わんこ番長からたくさんの愛を注いでもらっているのだ。

わんこ番長、沢山の愛をありがとうございます。
また遊んでくださいね🤗