見出し画像

料理帳は、アナログがいい

最近、料理のメモについて思うことがある。
前に作ってみて美味しかったレシピ、どれだったっけ?

えーっと、これだっけ?



あれ?これだっけ?




それともクックパッドの…どれかだっけ?



ブラウザのブックマーク一覧を見ても、探せない。あれ、前のスマホに保存してあったのかな?

なんかもう、こういう「探せない」っていうのがストレスだ。しかも、前回の頑張りを活かせないのって、頭悪いっていうかアホらしいっていうか、すごく嫌だ。

それと、前回に利用したレシピを見つけられても、それの出来がイマイチで、自分用にカスタマイズしたメモが必要だとも氣づいた。

というわけで、料理帳をつくることにした。

1ページ目は、おでん。
6月だけど寒いから、昨日はおでんを作った。
おでんの作り方は簡単だからメモする必要はない。
必要なのは、おでんつゆの配合だ。

いつでも修正できるようにシャーペンで書いた



こないだわんこ番長が来た時にも作った、そら豆ごはんのレシピ。これは、複数のサイトを見て、自分なりにこの分量、このやり方の方がいいと思うものを書いている。

メモは、すべて右ページ(表面)のみに書き込む。左ページ(裏面)は余白として取っておく


ベイクドチーズケーキも。お菓子づくりは、料理づくりと違っていい加減な分量、いい加減なタイミングで作ると失敗するので、丁寧に書き込む。


まだ作ったことがないレシピ、レアチーズケーキもメモしといた。これもまたお手本にするサイトを見つつ、自分のやり方も織り交ぜて書いてみた。どんなに優れたレシピ、どんなに周りから賞賛されているレシピであっても、自分が実行するときに扱いにくければそれは役立たずになってしまうから。


アナログだとこうやってちょっとしたイラストも書き込んでおけるからいい。

書きながらイメージが膨らむ。イメージが膨らめさえすれば、初挑戦の時にもつまづきにくい


スマホやPCのようなデジタルと違って、いちいち電源入れなくとも、さっと開けるし。文字大きいし。広告とか宣伝とか、余計な文字情報、画像、動画などが入ってこないし。シンプルでいい。しかも自分の言葉(「〜を入れて休ませておく」ではなく「〜を入れとく」など)で書いた方が、読んだ時に理解が早い。人より理解するスピードが遅い私には、コレがいいのだ。


ここに書いたレシピはすべて、「自分のモノ」に帰着できるだろう。そら豆ご飯といったらこれ!おでんといったらこれ!という、ブレることのないマイスタンダードが出来るわけだ。我ながらこれは素晴らしいと思う。地味に偉い。アナログ万歳。

この料理帳が最終ページまで埋まるといいなあ。ボロボロになるまで、使い込みたい。